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ウミケムシ (Chloeia flava)

Chloeia flava

ウミケムシ (Chloeia flava)

<6.2cm> ジョレン 2007.1.12. 島根県/松江市/八束町/境水道

分布:日本(中部以南)、太平洋南西部、インド洋 <砂底 海水域>

魚釣りをしていると、魚以外の生物を釣り上げてしまうこともある。カニの仲間やヒトデの仲間からウミサボテンの仲間など、いろいろな底生生物が釣りで釣りあげられる。その中でも最も気持ち悪がられ、何という生き物か教えて欲しいと尋ねられるのが本種ウミケムシだ。
本種を例えるならば、くねくねと動く細長いタワシ。
棒でつんつんとすると思ったより硬いが、本種はゴカイなどと同じ仲間の多毛類に分類される。
体側に生える剛毛は硬くて毒を持ち、うっかり触ると手に毒針が刺さってしまう。釣りで釣り上げた場合、針を飲んでいることが多いので特に注意が必要だ。
本種ではないが、昔ウミケムシ科の1種をうっかり触って、棘が刺さった事がある。まるでグラスファイバーの様に細くて硬い棘で、触っただけで皮膚に刺さってしまった。それをとろうと触った手にもまた棘が刺さるという、かなりやっかいで恐ろしい棘だった。
砂底にいることが多いが、泳ぎも達者で夜に水面近くを泳いでいることがある。

ウミケムシの背面

<6.2cm> ジョレン 2007.1.12. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■ウミケムシの背面

コントラストの強い目玉状の模様が縦列する。この模様がウミケムシをより気持ち悪い存在にしている。体側にみえるのが毒棘。

ウミケムシの腹面

<6.2cm> ジョレン 2007.1.12. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■ウミケムシの腹面

ウミケムシの腹面。腹面には毒棘も目玉模様もない。これだけ見るとどうだろう?特に気持ち悪い姿だとは思わない。目玉模様が人間に恐怖感を与えているのだろうと推測される。

ウミケムシの口

<6.2cm> ジョレン 2007.1.12. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■ウミケムシの口

ウミケムシの口。
釣り餌であるゴカイ類を丸のみしていることが多い。

ウミケムシ科の1種の棘に刺された

2013.11.19. 沖縄県/石垣市/川平湾 

■ウミケムシ科の1種の棘に刺された

本種ではないのであくまで参考画像だが、同じウミケムシ科の1種の棘が手に刺さってしまったことがある。まるでグラスファイバーの様に細くて硬い棘で、これを抜こうと触った反対の手にも棘がささってしまった。刺さってしまった場合はガムテープなどのテープで取り除くのがよいと思われるが、実際釣り場で用意できるかと考えると微妙だ・・・

 

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