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イバラモエビ (Spiny Lebbeid)

Lebbeus groenlandicus

イバラモエビ (Spiny Lebbeid)

<11.7cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産

分布:日本(北海道~鳥取県)、オホーツク海、ベーリング海、北太平洋、北極海 <水深180~300mの深海 海水域>
地方名:おにえび(鳥取県)、ごじらえび(北海道)

イバラモエビはその名が示すとおり棘だらけのエビ。棘の多いその姿から「おにえび(鳥取県)」や「ごじらえび(北海道)」などの地方名で呼ばれている。
体長2~4cmの種が多いモエビ科の中でも大型種で、唯一の食用種でもある。その味は非常によい。
鳥取県境港では「どろえび(クロザコエビ)」漁で混獲される程度で、漁獲量は非常に少ない。
一度イバラモエビを食べてみたいと思い境港おさかなセンターへ行った時の事、どのお店にもイバラモエビの姿はなく諦めようとしたときに、店の人が奥から出してくれたのがこのイバラモエビ。
刺身は身がしっかりとしていて歯ごたえがよく、甘い。生エビ特有の生臭さはほとんど感じられない上品な味だ。
蒸しエビは旨みが凝縮されてとても美味い。中腸腺いわゆるミソの部分が甘いので、頭は味噌汁にしてもいいかもしれない。
またいつか食べてみたいと思うエビだ。

イバラモエビ

<11.7cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビ

イバラモエビ。
棘が多いのが和名の由来。

抱卵したイバラモエビのメス

<メス 14.3cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■抱卵したイバラモエビのメス

抱卵したイバラモエビのメス。
腹肢に保護された卵は茶褐色をしている。

イバラモエビの卵

<メス 14.3cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの卵

イバラモエビの卵。
この時期店頭に並ぶクロザコエビの卵の大きさと比べると随分大きい。
腹節側板の外縁(殻の端っこ)にも棘があり、殻を剥くときに痛い思いをする。

イバラモエビの卵

<メス 14.3cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの額角

イバラモエビの額角。
まるでゲームの武器のような姿。

イバラモエビの尾部

<メス 14.3cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの尾部

イバラモエビの尾部。
棘だらけでまさにイバラのようだ。

イバラモエビの鉗脚

<メス 14.3cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの鉗脚

身体の大きさに比べると小さなイバラモエビの鉗脚(はさみ)。
鉗脚には剛毛がはえている。

イバラモエビの歩脚

<13.5cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの歩脚

イバラモエビの歩脚。
歩脚にも無数の棘がある。

イバラモエビの眼

<13.5cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビの眼

イバラモエビの眼。

イバラモエビ

<13.5cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビ

イバラモエビ。

大型のイバラモエビ

<15.2cm> 購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■大型のイバラモエビ

大型のイバラモエビ。

購入したイバラモエビ

購入 2015.5.1. 鳥取県産 

■購入したイバラモエビ

購入したイバラモエビ。
エビの仲間は鮮度が落ちやすく、酵素の働きですぐ黒ずんでしまう。
綺麗なエビは鮮度のいい証拠。

イバラモエビ刺身食べ比べ

<左からモロトゲアカエビ、ホッコクアカエビ、クロザコエビ、イバラモエビ> 2015.5.1. 鳥取県産 

■イバラモエビ刺身食べ比べ

イバラモエビ刺身食べ比べしてみた。
左からモロトゲアカエビ、ホッコクアカエビ、クロザコエビ、イバラモエビ。
どのエビも甘みが強く最高の味だが、イバラモエビはこの中でも一番身がしっかりとしていてエビの生臭さは少なかった。
数多く食べても飽きない味ともいえる。


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456 境港さかなセンター ~オニエビを食らう~

 

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