眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 節足動物門(Arthropoda) >> 軟甲綱(Malacostraca) >> 十脚目(Decapoda)
>> スナガニ科(Ocypodidae) >> スナガニ属(Ocypode)

スナガニ (Stimpson's Ghost Crab)

Ocypode stimpsoni

スナガニ (Stimpson's Ghost Crab)

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町

分布:日本(男鹿半島・岩手県~九州)、韓国、台湾、中国 <汀線付近の砂地 海水域>

スナガニは砂浜に生息するカニ。
夜活動することが多く、昼間は穴の中に潜っているので意外と知られていないカニだ。
砂浜に直径3cmほどの穴が開いていれば本種が潜んでいることが多い。巣穴の入り口が湿っていればスナガニが入っている。
深さは20~30cmなのだが、そのまま掘ってもまわりの砂が崩れてきてどこが穴だか分からなくなってしまう。そこで乾いた砂を入れてやると色が違うので穴がどう進んでいるか目印になって簡単にスナガニを捕まえることができるらしい。今度やってみよう。
夜活動することが多いが、昼間活動する個体もいる。しかし警戒心が非常に強く、10mくらい離れたところにいてもびっくりして巣穴の中に逃げてしまう。
生態写真を撮ろうと巣穴の前に座って待つことにしたが、外に出てくるまで5分間も待たされた。障害物のない砂浜に生息するだけあって相当警戒心が強いようだ。
捕獲してじっくり見たのは3個体だけだが、左右どちらかの鉗脚・歩脚が大きくなっていた。
巣穴から出るときに同じ方向から出るために発達するのだろうか。

スナガニメスの腹面

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニメスの腹面

スナガニメスの腹面。
通称ふんどしと呼ばれる腹部は丸い。
右側の鉗脚・歩脚が大きい。

スナガニの鉗脚

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニの鉗脚

スナガニの鉗脚。右側の大きい方。

スナガニの眼

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニの眼

スナガニの眼は縦に長い。
見る角度によって黒い部分が変わって見える。カマキリの眼に良く似ている。

スナガニのオス

<甲幅1.0cm・オス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニのオス

スナガニのオス。
甲幅1.0cmとまだまだ幼い個体。
右側の鉗脚と歩脚が大きい。

スナガニオスの腹面

<甲幅1.0cm・オス> 手づかみ 2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニオスの腹面

スナガニオスの腹面。
通称ふんどしと呼ばれる腹部は細長い。

スナガニのメス

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.8.16. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニのメス

スナガニのメス。
歩脚は右側が大きく、鉗脚は左側が大きくなっている。巣穴に入る側が大きくなる等、法則があるのかと思っていたが、よく分からなくなってしまった。

正面からみたスナガニ

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.8.16. 島根県/出雲市/湖陵町 

■正面からみたスナガニ

正面からみたスナガニ。
こうやってみるととてもかわいい。

背面からみたスナガニ

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.8.16. 島根県/出雲市/湖陵町 

■背面からみたスナガニ

背面からみたスナガニ。

スナガニのウインク

<甲幅2.5cm・メス> 手づかみ 2014.8.16. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニのウインク

スナガニのウインク。

スナガニの巣穴

2014.8.16. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニの巣穴

波打ち際から5mくらい離れた砂浜でみられたスナガニの巣穴。
砂浜に直径2~3cmの大きな穴が空いていたらスナガニがいるかもしれない。

スナガニの巣穴

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニの巣穴

スナガニの巣穴。
この穴を掘っていけばスナガニを捕まえることができる。

スナガニの砂団子

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■スナガニの砂団子

スナガニは砂の中の有機物を餌にしている。
口に砂を持ってゆき、有機物をこしとった後に写真の様な砂団子が出来る。

砂浜のスナガニ

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■砂浜のスナガニ

波打ち際で食事をするスナガニ。
警戒心がとても強く、近くに動くものがいると分かると素早く巣穴に逃げていく。
かなりすばしっこい。

巣穴から出てきたスナガニ

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■巣穴から出てきたスナガニ

恐る恐る巣穴から出てきたスナガニ。
身体を浮かしているから素早く動けるのだろう。

食事をするスナガニ

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■食事をするスナガニ

巣穴から出てきたスナガニ。
まだ警戒しているのでいつでも逃げ込めるよう巣穴の入り口で食事をしている。

食事をするスナガニ

2014.7.30. 島根県/出雲市/湖陵町 

■巣穴から出てきたスナガニ

恐る恐る巣穴から出てきたスナガニ。

暗い体色のスナガニ

2016.7.22. 福岡県/北九州市/小倉南区/曽根干潟 

■暗い体色のスナガニ

なぜか巣穴の入り口で固まっていたスナガニ。
この個体は暗い体色をしていた。
こうみるとスナガニには体色の変異があるのだと思われる。


眼遊記

519 曽根干潟 ~カニを襲うカニ~
424 出雲市 ~再び潮干狩り~
421 出雲市 ~砂浜で潮干狩り~

 

<<前の種

 
カウンター

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。