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ヒメシオマネキ (Hime Shiomaneki)

Uca vocans

ヒメシオマネキ (Hime Shiomaneki)

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市

分布:日本海(石垣島、西表島)、台湾、フィリピン諸島、マレー諸島、パラオ諸島 内湾のマングローブ林の沼沢地 汽水域

ヒメシオマネキはマングローブ林に生息するシオマネキ属のカニだ。
オスは左右どちらかのハサミが巨大化し(大鉗脚)、オス同士の闘争に使われる。
シオマネキ類のオスは左右どちらかの鉗脚が巨大化するが、本種では圧倒的に右側が巨大化する傾向にある。
ハサミには歯といわれる突起がみられるが、闘争などで脱落した大鉗脚が再生した場合には歯がない無歯型になるようだ。
無歯型の鉗脚の方が脱落しにくいという面白い性質があるらしい。

ヒメシオマネキオスの腹面

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキオスの腹面

ヒメシオマネキオスの腹面。

ヒメシオマネキの美しい模様

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキの美しい模様

採取したばかりのヒメシオマネキの写真。
甲の後半がとても鮮やかな青色をしている。
メイン写真と同じ個体だが、メイン写真では採取してから時間が経ち、弱っている状態。
残念ながら美しい青色が失われているのが分かる。

ヒメシオマネキオスの大きなハサミ

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキオスの大きなハサミ

ヒメシオマネキオスの大きなハサミ。
ハサミに歯が見られないので、一度脱落して再生したものかもしれない。
鮮やかなオレンジ色が美しい。

ヒメシオマネキの大きさ

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキの大きさ

甲幅2.3cmのヒメシオマネキ。
シオマネキ類は写真ではみたことがあったが、この日生まれて初めて本物を見た。
思ったより小さいという印象。
これでも周辺にいたシオマネキの中ではとびきり大きい個体だった。

ヒメシオマネキの眼柄

<甲幅2.3cm・オス> 2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキの眼柄

ヒメシオマネキに限らず、シオマネキ類の眼柄は長いのが特徴だ。
これは開けた場所で天敵の脅威にさらされながら生活する彼らの知恵。
長い眼柄は泥の中に身体を隠していても周りの様子を調べることができる。

ヒメシオマネキとオキナワハクセンシオマネキ

<オキナワハクセンシオマネキ:甲幅1.8cm・オス、ヒメシオマネキ:甲幅2.3cm・オス>
2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキとオキナワハクセンシオマネキ

ヒメシオマネキとオキナワハクセンシオマネキの大きさを比較してみた。
向かって右側がヒメシオマネキ。
オキナワハクセンシオマネキより2回りほど大きい。

ヒメシオマネキの生息するマングローブ林

2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキの生息するマングローブ林

石垣島にあるヒメシオマネキの生息するマングローブ林。
満潮時には一面が水の中に隠れる。

ヒメシオマネキの生息するマングローブ林

2013.11.18. 沖縄県/石垣市 

■ヒメシオマネキの生息するマングローブ林

石垣島にあるヒメシオマネキの生息するマングローブ林。
さまざまな生物が生息するこのマングローブ林は我々の宝だ。


眼遊記

366 石垣市 ~マングローブ林を探索~

 

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