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ユビナガホンヤドカリ (Yubinaga Honyadokari)

Pagurus minutus

ユビナガホンヤドカリ (Yubinaga Honyadokari)

<甲長1.6cm> 手づかみ 2015.7.31. 福岡県/福岡市/西区/今津/今津干潟

分布:日本(北海道~九州)、韓国 <内湾や河口近くの砂泥底 汽水域~海水域>

島根県にある中海は塩分が海水の約1/2の汽水湖だ。
その中海に生息する唯一のヤドカリ類がユビナガホンヤドカリ。
歩脚の先端の節の事を指節と呼ぶが、本種は指節が長く、続く前節よりも長くなっている。これが和名の「指長」の由来。
鉗脚は右側が常に大きい。
本種はいたるところでみられる普通種。中海ではイボニシの殻を利用していることが多い。

ユビナガホンヤドカリの指

<甲長1.6cm> 手づかみ 2014.5.9. 広島県/竹原市/竹原町/ハチの干潟 

■ユビナガホンヤドカリの指

ユビナガホンヤドカリ。
歩脚先端の節こと「指節」が長いことが分かる。
これが和名「指長」の由来。

貝殻から出ようとするユビナガホンヤドカリ

<甲長2.5cm> マス網 2005.6.7. 島根県/松江市/大海崎町/中海 

■貝殻から出ようとするユビナガホンヤドカリ

危険を感じたのか、貝殻から出ようとするユビナガホンヤドカリ。
この個体はイボニシの貝殻を利用していた。

貝殻から出てしまったユビナガホンヤドカリ

<甲長2.5cm> マス網 2005.6.7. 島根県/松江市/大海崎町/中海 

■貝殻から出てしまったユビナガホンヤドカリ

貝殻から出てしまったユビナガホンヤドカリ。
普通貝殻の中にいた方が安全だと思うが、貝殻から出てしまった。
ヤドカリ類は貝殻に入って身を守るため硬い殻を持つ必要がない。そのため身体は他の十脚目の生物よりも軟らかく、特に腹部は無防備。

水中のユビナガホンヤドカリ

2006.5.15. 島根県/松江市/大海崎町/中海 

■水中のユビナガホンヤドカリ

水中のユビナガホンヤドカリ。
島根県の汽水湖中海に生息するヤドカリ類は本種のみ。

水中のユビナガホンヤドカリ

2008.7.31. 島根県/松江市/上宇部尾町/中海/本庄工区 

■水中のユビナガホンヤドカリ

水中のユビナガホンヤドカリ。
護岸の捨て石の上で見られる事が多い。

小型のユビナガホンヤドカリ

2008.7.31. 島根県/松江市/上宇部尾町/中海/本庄工区 

■小型のユビナガホンヤドカリ

アラムシロという巻貝の殻を利用した小型のユビナガホンヤドカリ。

水中のユビナガホンヤドカリ

2008.7.31. 島根県/松江市/上宇部尾町/中海/本庄工区 

■水中のユビナガホンヤドカリ

水中のユビナガホンヤドカリ。
貝殻にはフジツボ類がついている。

貝殻から出たユビナガホンヤドカリ

2008.7.31. 島根県/松江市/上宇部尾町/中海/本庄工区 

■貝殻から出たユビナガホンヤドカリ

上のユビナガホンヤドカリを捕まえようとすると驚いて貝殻から出てしまった。
身を守るために貝殻の奥に引っ込む個体もいるが、間違えて飛び出してしまう個体も結構いるようだ。

貝殻から出たユビナガホンヤドカリ

2008.10.14. 島根県/松江市/上宇部尾町/中海/本庄工区 

■水中のユビナガホンヤドカリ

水中のユビナガホンヤドカリ。
この個体はイボニシの貝殻を利用している。


写真提供

松江・安来ふるさと大百科
宍道湖と中海の魚たち
P40
P149

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