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ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab)

Porcellanella triloba

ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab)

<甲長1.0cm・メス抱卵個体> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道

分布:日本(三河湾・田辺湾・土佐湾・山口県吉見・天草灘・境水道)、インド西太平洋 水深30~70mの砂底のトゲウミエラ・オウギフトヤギに共棲 海水域

境水道で釣りをしていたときの事、根がかりしてしまった友人の竿を回収するとトゲウミエラ科の1種があがってきた。
初めて見る不気味な生物を観察していると、そのトゲウミエラの中に2匹の小さなカニのような生き物が隠れていた。
ウミエラカニダマシだ。
この仲間はトゲウミエラ類、まれにオウギフトヤギに共棲している。
カニダマシとは面白い名前。確かにカニをよく知っている人にとっては違和感のある形に見えるだろう。
この仲間は歩脚が3対しかない(カニの仲間は4対)。
もし釣りをしていてウミエラの仲間が釣れてしまったときはヒダの間を観察して欲しい。小さなウミエラカニダマシが隠れているかもしれない。

ウミエラカニダマシメスの腹面

<甲長1.0cm・メス抱卵個体> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■ウミエラカニダマシメスの腹面

ウミエラカニダマシメスの腹面。
抱卵しているために尾部が濃い色になっている。

ウミエラカニダマシの卵

<甲長1.0cm・メス抱卵個体> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■ウミエラカニダマシの卵

ウミエラカニダマシの卵。
尾部で包み込んで卵を保護している。

ウミエラカニダマシのオス

<甲長0.9cm・オス・右側鉗脚が欠損> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■ウミエラカニダマシのオス

ウミエラカニダマシのオス。
メスに比べて大きな鉗脚を持つ。この個体は右側の鉗脚が欠損。

ウミエラカニダマシオスの腹面

<甲長0.9cm・オス・右側鉗脚が欠損> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■ウミエラカニダマシオスの腹面

ウミエラカニダマシオスの腹面。
尾部はメスに比べて小さい。

トゲウミエラ類に隠れていたウミエラカニダマシ

釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■トゲウミエラ類に隠れていたウミエラカニダマシ

トゲウミエラ類に隠れていたウミエラカニダマシ。

雌雄1尾づつがみつかった。

トゲウミエラ科の1種

釣り 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■トゲウミエラ科の1種

海底から釣り上げたトゲウミエラ科の1種。
下に見える丸い部分は砂の中に入っていて体を固定している。ヒダの部分でプランクトンを捕らえ栄養源にしている。
ウミエラカニダマシはこのヒダの中に隠れていた。
ヒダの右下部分にウミエラカニダマシの姿が写っている。

トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ

<甲長0.9cm・オス・右側鉗脚が欠損> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ

トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ。
外敵から身を守るためにトゲウミエラ類のヒダの中に隠れている。

トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ

<甲長0.9cm・オス・右側鉗脚が欠損> 釣り上げたトゲウミエラ科の1種に共棲 2012.9.1. 鳥取県/境港市/境水道 

■トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ

トゲウミエラ類に共棲するウミエラカニダマシ。
外敵から身を守るためにトゲウミエラ類のヒダの中に隠れている。


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262 境港市 ~川底より不気味なものを釣り上げた~

 

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