眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 節足動物門(Arthropoda) >> 軟甲綱(Malacostraca) >> 十脚目(Decapoda)
>> ワタリガニ科(Portunidae) >> ガザミ属(Portunus)

ガザミ (Japanese Blue Crab)

Portunus trituberculatus

ガザミ (Japanese Blue Crab)

<甲幅12.5cm・オス> 刺し網 2004.7.8. 島根県/松江市/八束町/中海

分布:日本(全国)、韓国、中国、台湾、香港
地方名:わたりがに(全国)、かさがに(島根県)

食用とされるワタリガニ科の中で最も有名なカニがガザミだ。一般的にわたりがにと言えば本種のことを指す。
非常に味がよく、大きくなるため人気が高い。あっさりとした味わいなので、いくらでも食べることができそうだ。
甲は左右に長く、遊泳脚と呼ばれるうちわ状の脚を持つ。オスは歩脚が青っぽく、メスは全体が黄褐色でタイワンガザミのメスに非常に良く似ている。
中海、境水道ではガザミ属のうちガザミ、タイワンガザミの2種が漁獲されるが、「あおでがに」と呼ばれる後者の方が圧倒的に多い。「かさがに」と呼ばれる本種はこの水域では影の薄いカニ。

ガザミオスの腹面

<甲幅12.5cm・オス> 刺し網 2004.7.8. 島根県/松江市/八束町/中海 

■ガザミオスの腹面

ガザミオスの腹面。
通称「ふんどし」と呼ばれる腹部は長細い。

ガザミのオス

<甲幅10.5cm・オス> マス網 2005.5.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■ガザミのオス

ガザミのオス。
中海、境水道ではなかなかお目にかかれない。

脱皮中のガザミ

2004.6.15. 島根県/松江市 

■脱皮中のガザミ

ちょうど脱皮中のガザミが漁獲された。まだ古い殻が残っている。
新しい甲羅はぷよぷよととても柔らかく、手で簡単に握りつぶせるほどだ。
アメリカでは、この柔らかい状態のカニをSoft Shell(ソフトシェル)と呼び、殻ごと食べられるカニとして重宝する。

脱皮中のガザミ

2004.6.15. 島根県/松江市 

■脱皮中のガザミ

脱皮中のガザミ。
強力なはさみを持つガザミも、脱皮中は無防備。

岬ガザミ

2017.12.29. 大分県/豊後高田市/香々地産 

■岬ガザミ

岬ガザミは大分県の香々地町で獲れる大型のガザミにつけられたブランド。
最大級の大きさだが、価格も活魚のためすごい。この日は1杯5,900円で販売されていた。


写真提供

宍道湖と中海の魚たち
P139,150

 

眼遊記

674 広島県産 ~マナガツオに出会ってしまった~
544 広州市 ~広州のレストラン~

 

<<前の種

 

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。