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メタプラクス・ロンギペス (Metaplax longipes)

Metaplax longipes

メタプラクス・ロンギペス (Metaplax longipes)

2016.8.21. 香港/新界/大嶼島/東涌/東涌湾

分布:香港、中国(浙江省、広東省、福建省)、インドネシア <内湾のマングローブ林の沼沢地 汽水域>
地方名:長足長方蟹(台湾、香港)

メタプラクス・ロンギペスはモクズガニ科メタプラクス属に属するカニだ。
この属のカニは日本に生息していないのでちょっと馴染みがない。またメタプラクス・ロンギペスという名前は学名をカタカナ表記したもの。これで余計に馴染みにくくなってしまった。
香港のマングローブ林では普通種で、本種のタイプ標本(本種を新種とする際に用いられたオリジナルの標本)も香港産だ。
台湾や香港では本種の事を長足長方蟹と呼ぶ。足が長く、甲が四角い蟹という意味だろう。

メタプラス・ロンギペスの特徴

2016.8.21. 香港/新界/大嶼島/東涌/東涌湾 

■メタプラクス・ロンギペスの特徴

本種によく似た種にメタプラクス・エレガンス (Metaplax elegans)がある。
両種は眼を収納させるくぼみの腹側の縁にある歯をみることで見分けることができる。
本種は4つの大きな歯がみられるが(写真では1つが隠れている状態)、M.elegansにははっきりとした歯がみられない。

メタプラクス・ロンギペスの若い個体

<若ガニ> 2016.8.21. 香港/新界/大嶼島/東涌/東涌湾 

■メタプラクス・ロンギペスの若い個体

若い個体を撮影したが、体色が上の個体と異なるので最初は違う種だと思っていた。
よく見ると本種の特徴である、眼を収納させるくぼみの腹側の縁にある歯がはっきりと確認できることからメタプラクス・ロンギペスだと同定することができた。

メタプラクス・ロンギペスが生息する環境

2016.8.21. 香港/新界/大嶼島/東涌/東涌湾 

■メタプラクス・ロンギペスが生息する環境

メタプラクス・ロンギペスが生息する香港の干潟。
まだ2匹しかみたことがないが、隠れられるように近くに石などがある場所でみられた。


眼遊記

526 Tung Chung Bay ~香港の素晴らしい干潟とそこに生息する生き物たち その1~

 

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