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シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis)

Ligia shinjiensis

シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis)

<体長23.5mm> 手づかみ 2017.10.12. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔

分布:日本(島根県)

シンジコフナムシは2008年に新種として記載された種で、世界でも島根県の宍道湖と神西湖にしか生息していない固有種。
日中の明るい間はほとんど姿を見せず、護岸の石組みの間などでじっとしていることが多い。
しかし、湖岸から10mくらい離れた場所に置いてあるステンレス製のシンク(流し台)の中に入って出られなくなっている個体をたくさん見かけることもあり、夜になると活発に行動していると思われる。
第二触角の鞭節の数は32~38で、ここを数えることで島根県に生息する同属のキタフナムシ(22~27)やフナムシ(34~48)と見分けられることが多い。
世界的には珍しい種になるが、生息地である宍道湖では特に珍しくもなく、探せば簡単にみつけることができる。
参考文献:津下麻樹(2008).島根県宍道湖から発見されたフナムシ属(甲殻綱、等脚目、フナムシ科)の1新種 富山市科学博物館研究報告 31,51-57

シンジコフナムシの頭部

<体長23.5mm> 手づかみ 2017.10.12. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■シンジコフナムシの頭部

シンジコフナムシの頭部。

シンジコフナムシの第2触角

<体長23.5mm> 手づかみ 2017.10.12. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■シンジコフナムシの第2触角

シンジコフナムシの第2触角。
鞭節は32~38からなる。

正面からみたシンジコフナムシ

<体長23.5mm> 手づかみ 2017.10.12. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■正面からみたシンジコフナムシ

正面からみたシンジコフナムシ。
歩脚の先が鮮やかなオレンジ色で美しい。

岩陰でじっとするシンジコフナムシ

2008.10.4. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■岩陰でじっとするシンジコフナムシ

シンジコフナムシは日中岩陰などでじっとしていることが多い。

シンジコフナムシの幼虫

2008.10.4. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■シンジコフナムシの幼虫

湖畔のブロックの上でみられたシンジコフナムシの幼虫。

日中のシンジコフナムシ

2018.4.19. 島根県/松江市/玉湯町/宍道湖畔 

■日中のシンジコフナムシ

護岸ブロックの隙間でじっとしているシンジコフナムシ。警戒心が非常に強いシンジコフナムシは日中こうった影でじっとしていることが多い。

シンジコフナムシの展示

<飼育個体> 2016.10.10. 島根県/出雲市/宍道湖自然館ゴビウス 

■シンジコフナムシの展示

宍道湖自然館ゴビウスではシンジコフナムシが展示されている。恐らく本種を展示しているのは世界でもここだけではないだろうか。


眼遊記

709 玉湯町 ~昼間のシンジコフナムシ~
656 宍道湖 ~世界でも2つの湖にしかいないフナムシ~
539 宍道湖自然館ゴビウス ~香港の研究者を連れて~

 

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