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イダテンギンポ (Muzzled Blenny)

Omobranchus punctatus

イダテンギンポ (Muzzled Blenny)

<7.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海

分布:日本(富山県~熊本県)、韓国、台湾、インド、西太平洋の熱帯・温帯域、ブラジル、カリブ海 <内湾性の岩礁性海岸 汽水域~海水域>
地方名:ばばちゃん(島根県)

イダテンギンポは岩礁域でみられるイソギンポ科の魚。
複雑な障害物に囲まれたような場所でちょろちょろと動き回っている。
分布域はユーラシア大陸東岸、カリブ海、南アメリカ大陸東岸と非常に広く、遊泳力のない本種がなぜこれほど広く分布しているのか非常に興味深い。
イダテンといえば仏教の仏神、韋駄天を連想するが、なぜこのようなありがたい名前を持っているのだろうか。

イダテンギンポの体側

<7.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海 

■イダテンギンポの体側

イダテンギンポの体側。
無数の縦帯があり、それを短い横帯が結び、あみだくじのように見える。
もしかして最初はあみだぎんぽと名づけられていて、いつの間にかイダテンギンポになったのではと思ってみたりもしたが、それはないだろう・・・

イダテンギンポ

<11.0cm> 潜水 2005.5.13. 島根県/松江市/境水道 

■イダテンギンポ

潜水中に捕獲したイダテンギンポ。

イダテンギンポの頭部

<11.0cm> 潜水 2005.5.13. 島根県/松江市/境水道 

■イダテンギンポの頭部

イダテンギンポの頭部には横帯がみられ、トサカギンポによく似ている。

イダテンギンポ

<10.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海 

■イダテンギンポ

一様に黒っぽいイダテンギンポ。

イダテンギンポの臀鰭

<10.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海 

■イダテンギンポの臀鰭

臀鰭表面に見える気泡をみると、体表は粘液で守られていることが分かる。

イダテンギンポ下顎の犬歯状歯

<10.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海 

■イダテンギンポ下顎の犬歯状歯

一見かわいらしいイダテンギンポだが、下顎には強力な武器を隠し持っている。

イダテンギンポ下顎の犬歯状歯

<10.5cm> 潜水 2005.3.7. 島根県/松江市/中海 

■イダテンギンポ下顎の犬歯状歯

自分はまだ咬まれたことがないが、これだけ長くて鋭い犬歯状歯に咬まれれば流血するだろう。

水中のイダテンギンポ

水深1m 2008.7.16. 島根県/松江市/野原町/中海本庄工区 

■水中のイダテンギンポ

水中のイダテンギンポ。
障害物にいつでも隠れられるような場所に生息する。
周りに沢山ある黄色の物体はイボニシの卵。


写真提供

釣魚1400種図鑑
宍道湖と中海の魚たち
 
P270
P110
 

 

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