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ヤリヌメリ (Yari Numeri)

Repomucenus huguenini

ヤリヌメリ (Yari Numeri)

<18.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町

分布:日本、台湾、中国 水深30m~80mの砂泥底
地方名:ネズッポ(全国)

ヤリヌメリは臭い。
日本でみられる魚類で一番臭いのではないだろうか。
釣り上げると揮発性の硫黄化合物を分泌し、何ともいえない悪臭を放つ。
例えるなら釣りで使うシマミミズをミンチにして大根おろしをそえたような感じ。思い出すだけでも気持ちが悪くなってくる。
初めてヤリヌメリを釣り上げ、その汁が鼻の下に飛び散った瞬間、ヤリヌメリだということに気がついた。
扁平型の体型であるネズッポ科の標本写真撮影は非常に根気のいる作業。鰭を広げてもすぐに閉じてしまう。メイン写真は、イライラと気持ち悪さで気が狂いそうになりながら何とか撮影できた1枚。
次の日もその手に染み付いた臭いは全く消えず、一日中頭痛に悩まされた。一度ヤリヌメリを釣り上げたことのある人ならばこの辛さが分かってもらえると思う。
釣り上げたヤリヌメリを勇気を出して持ち帰ったが、あまりの臭さに1匹捌くのが限界であった。天ぷらにして食べたが、可もなく不可もなく。
またヤリヌメリが釣れたとしたらすぐに海へ逃がしてやろうと思う。

ヤリヌメリの背鰭

<18.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリの背鰭

ヤリヌメリの第1背鰭。
暗色で白い虫食い班があればオス。メスの背鰭はほとんど透明で数個の暗色小班がある。

ヤリヌメリの尾鰭

<18.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリの尾鰭

ヤリヌメリの尾鰭。

ヤリヌメリのオス

<20.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリのオス

ヤリヌメリのオス。

ヤリヌメリの背面

<20.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリの背面

ヤリヌメリの背面。
大きな腹鰭がまるで胸鰭のように見える。

ヤリヌメリの腹面

<20.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリの腹面

ヤリヌメリの腹面。
腹部は白い。

ヤリヌメリの前鰓蓋骨棘

<20.0cm・オス> 釣り 2004.7.3. 島根県/松江市/美保関町 

■ヤリヌメリの前鰓蓋骨棘

ヤリヌメリの前鰓蓋骨棘(ぜんさいがいこつきょく)。
ネズッポ科の特徴である大きな前鰓蓋骨棘。ヤリヌメリは「かえし」がなく、槍のように真っ直ぐになっているのが特徴。


写真提供

海水魚完全識別圖解
釣魚1400種図鑑
釣魚識別図鑑
遊遊さかな大図鑑
P29,289
P284
P29,289
P287

 

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