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>> ハゼ科(Gobiidae) >> シロウオ属(Leucopsarion)

シロウオ (Ice Goby)

Leucopsarion petersii

シロウオ (Ice Goby)

<4.5cm> マス網 2005.3.8. 島根県/安来市/論田町/中海

分布:日本(函館湾~九州南岸)、韓国 <海~河川下流域 海水~汽水域>
分布:しらうお(全国)、いさざ(京都府、富山県、石川県、福井県)

「白魚の踊り食い」は生きたままの白魚を飲み込む料理だが、実はこのシロウオこそがその踊り食いされている魚。
和名でシラウオという透明な魚もいるが、そちらはすぐに死んでしまうので踊り食いをするのは難しい。
シラウオはサケ目の魚で、こちらのシロウオはスズキ目ハゼ科の魚。分類的にみるとかなりかけ離れている。
シロウオは海に生息しているが、春に産卵をするため河川を遡上する。活魚で販売するため遡上するところを狙う漁がおこなわれている。
食用にされる他、高級な釣り餌としても使われる。

シロウオの頭部

<4.5cm> マス網 2005.3.8. 島根県/安来市/論田町/中海 

■シロウオの頭部

透明な体を持つシロウオ。
ある程度の色素胞はみられるが、ほとんど色素を持っていない事がわかる。
赤っぽくみえるのは血液。

水中のシロウオ

水深1.0m 2005.7.27. 島根県/松江市/富士見町/意宇川河口 

■水中のシロウオ

運よく一度だけ水中のシロウオの撮影に成功したことがある。
水の中で見ても本当に透明で向こう側の色がそのまま見えている。
もちろん近くでみるとそこにシロウオがいることはよく分かるが、遠くからではなかなかみつからないと思う。

シロウオ漁

2015.4.1. 広島県/呉市/安浦町/野呂川支流 

■シロウオ漁

広島県の河口でみられるシロウオ漁。
遡上してくるシロウオを狙ったもの。
恐らくこの小屋の上から遡上してくる群れをみつけてすくいあげるのだろう。

漁獲されたシロウオ

マス網 2005.4.6. 島根県/中海 

■漁獲されたシロウオ

漁獲されたシロウオ。
生命力が強く、綺麗な水があれば漁獲したあとも生かしておくことが可能。

漁獲されたシロウオ

マス網 2005.4.6. 島根県/中海 

■漁獲されたシロウオ

生きているときの透明感が素晴らしい。
この姿を見ると踊り食いを始めた昔の人の気持ちも理解できる。



写真提供

釣魚1400種図鑑
宍道湖と中海の魚たち
P311
P112

 

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