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ラウンドゴビー (Round Goby)

Neogobius melanostomus

ラウンドゴビー (Round Goby)

<13.0cm> 釣り 2010.9.12. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク

分布:ヨーロッパ(黒海周辺、カスピ海周辺)、ポーランド(移入)、ドイツ(移入)、カナダ(移入:五大湖)、アメリカ合衆国(移入:五大湖) <水深17mまでの砂礫底 淡水域~海水域>

ラウンドゴビーはヨーロッパの黒海・カスピ海周辺に生息するハゼ科の魚だ。
塩分耐性が強く、淡水域から海水域にまで生息する。
カナダにはもともといない魚なのだがヨーロッパより移入され、ON州(オンタリオ州)で1990年に発見されてから増加し続け問題になっている。
ON州(オンタリオ州)フィッシングライセンスの規約にはこのハゼを釣り上げたらリリースは禁止で殺してゴミ箱に入れないとならないとある。
また、この魚をいかなる水域であれ岸から30m以内に放すことは法律に違反すると厳しく定められている。
これほど警戒されるほどの強い繁殖力を持っているならば、日本へ入ってきたら大問題になるだろう。
これ以上招かざる客を入れないようにしないといけない。
英名のRoundは丸い、Gobyはハゼという意味だからラウンドゴビーは「丸いハゼ」という意味となる。
そのまんまだ。
それにしても顔はチチブに、体はウロハゼにそっくり。

ラウンドゴビーの背面

<13.0cm> 釣り 2010.9.12. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■ラウンドゴビーの背面

背面からみたラウンドゴビー。
頭部が大きく、尾にかけて細くなっている。

ラウンドゴビーの頭部

<13.0cm> 釣り 2010.9.12. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■ラウンドゴビーの頭部

ラウンドゴビーの頭部。 膨らんだ頬が印象的。
同じハゼ科のチチブにそっくりな顔だ。

ラウンドゴビー背鰭

<13.0cm> 釣り 2010.9.12. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■ラウンドゴビー背鰭

ラウンドゴビーの第1背鰭には小さな黒斑がみられる。
これがこの種の特徴のひとつで、ON州(オンタリオ州)フィッシングライセンスのラウンドゴビーの図にもこの小黒斑が描かれ、同定のポイントとされている。

ラウンドゴビーの体側

<13.0cm> 釣り 2010.9.12. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■ラウンドゴビーの体側

ラウンドゴビーの体側は褐色な地に不規則な黒斑が散らばる。
この模様はウロハゼにとても良く似ている。

水中のラウンドゴビー

2009.10.10. カナダ/オンタリオ州/トロント/トロントアイランド 

■水中のラウンドゴビー

トロントアイランドの水路で見つけたラウンドゴビー。
第1背びれの黒斑を確認することができる。
ハゼの仲間は水際で魚をとらえる鳥達の絶好の餌だ。


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