眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 脊索動物門(Chordata) >> 条鰭綱(Actinopterygii) >> スズキ目(Perciformes)
>> ハゼ科(Gobiidae) >> チチブ属(Tridentiger)

アカオビシマハゼ (Chameleon Goby)

Tridentiger trigonocephalus

ミミズハゼ (Flat-headed Goby)

<6.5cm> 手網 2005.11.3. 島根県/松江市/美保関町/福浦/境水道

分布:日本(全国)、中国(東シナ海沿岸)、香港、アメリカ合衆国(移入)、オーストラリア(移入) <内湾や河川河口域 海水域~汽水域>

アカオビシマハゼは汽水域の沿岸に生息するハゼ。
同属シモフリシマハゼと非常によく似ており、パッとみただけでは違いが分からない。アカオビシマハゼは和名が示すように臀鰭に赤い帯がみられるのが特徴。シモフリシマハゼの臀鰭に赤い帯はみられない。
島根県の斐伊川~宍道湖~中海~境水道~日本海では塩分の違いにともなって魚類相も変化する。
同属で本種にそっくりのシモフリシマハゼとは中海と境水道の間で住み分けの境界線がみられ、境水道にはアカオビシマハゼが生息している。つまりアカオビシマハゼの方がより塩分の高い環境を好む。
境水道では岸を探すと簡単にみつけることができる普通種。
アカオビシマハゼは体色を変えることができ、写真の様に縦帯がはっきりと表れている状態と、ほぼ一様に黒い状態とがある。英名のChameleon Goby(カメレオンハゼ)はその特徴を表したものかもしれない。

アカオビシマハゼの頭部

<6.5cm> 手網 2005.11.3. 島根県/松江市/美保関町/福浦/境水道 

■アカオビシマハゼの頭部

アカオビシマハゼの頭部。
眼の上を走る縦帯があり、頬には白い斑点がみられる。

アカオビシマハゼの下顎腹面

<6.5cm> 手網 2005.11.3. 島根県/松江市/美保関町/福浦/境水道 

■アカオビシマハゼの下顎腹面

アカオビシマハゼの下顎腹面。
下顎には霜降り模様がみられない。シモフリシマハゼはここに霜降り模様がある。

アカオビシマハゼの臀鰭

<6.5cm> 手網 2005.11.3. 島根県/松江市/美保関町/福浦/境水道 

■アカオビシマハゼの臀鰭

アカオビシマハゼの臀鰭。
臀鰭には赤い帯があるのが特徴。
シモフリシマハゼには赤い帯はみられない。

アカオビシマハゼ

<6.0cm> 釣り 2003.10.9. 鳥取県/境港市/境水道 

■アカオビシマハゼ

釣りで捕獲したアカオビシマハゼ。
小さな針を使い、境水道の際を狙うといくらでもアカオビシマハゼを釣ることができる。

水中のアカオビシマハゼ

水深0.5m 2008.7.22. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■水中のアカオビシマハゼ

水中のアカオビシマハゼ。
境水道の沿岸では本種は普通種。簡単にみつけることができる。

体色が濃い状態のアカオビシマハゼ

水深0.5m 2008.7.22. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■体色が濃い状態のアカオビシマハゼ

アカオビシマハゼは体色を変化させることができる。特徴がよく表れているのは上の写真の状態だが、この写真のように黒っぽくなっていることも多い。
こうなると同属のチチブにもよく似る。

水中のアカオビシマハゼ

水深0.5m 2008.11.11. 島根県/松江市/八束町/境水道 

■水中のアカオビシマハゼ

水中のアカオビシマハゼ。
境水道の沿岸では本種は普通種。簡単にみつけることができる。

アカオビシマハゼ

水深0m 2014.5.9. 広島県/竹原市/竹原町/ハチの干潟 

■アカオビシマハゼ

海岸近くの排水管の水溜りにいたアカオビシマハゼ。
水の少ない場所でも隠れるところがあれば平気なようだ。



写真提供

宍道湖と中海の魚たち
P120


眼遊記

403 ハチの干潟 ~地元にもシオマネキ!?~

 

<<前の種

 
カウンター

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。