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オヤビッチャ (Indo-Pacific Sergeant)

Abudefduf vaigiensis

オヤビッチャ (Indo-Pacific Sergeant)

<15.5cm> 釣り 2012.11.16. 島根県/松江市/鹿島町

オヤビッチャはインド洋から日本、オーストラリアに生息する魚だ。日本国内の分布は千葉県以南。
分布域から分かるように日本を中心に考えれば南方系の魚になる。初めて島根の海で釣りを始めたのが2002年、それから約10年、温暖化の影響でオヤビッチャの数が増えたと思うのは気のせいだろうか。
筆者の住む島根ではオヤビッチャという標準和名(図鑑などで使用される正式な名前)を知っている人なんてまずいないので、魚の名前を尋ねられて「オヤビッチャだよ。」と答えると誰もが「え?何?」と聞き返す。○○ダイや○○メバルなど、語尾になじみのある生き物の名前がくるとなんとなく安心できるが、唐突に「オヤビッチャ」などと意味不明の言葉が返ってくるとびっくりしてしまうだろう。
一体オヤビッチャの語源は何だろうと考えネットを検索してみたが、説得力のある説は見つからなかった。
オヤビッチャは「沖縄では食べられている」と図鑑などに書かれていることが多いので、実際に煮付けにして食べてみた。
脂が非常にあって、旨みがある。味は確かにおいしい。しかし料理法が悪かったのか、スズメダイの様な磯臭さが気になり(筆者は磯臭いのが苦手)箸が進まなかった。
薄いブルーの体に5本の黒色横帯、背中が黄色になっていてとても美しい魚。

オヤビッチャの体色変化

<15.5cm> 釣り 2012.11.16. 島根県/松江市/鹿島町 

■オヤビッチャの体色変化

この個体は上のメイン写真と同じ個体で、釣り上げた直後のもの。
釣り上げた直後は青味はそれほどなく、黄色が鮮やか。

オヤビッチャの体色変化

<15.5cm> 釣り 2012.11.16. 島根県/松江市/鹿島町 

■オヤビッチャの体色変化

釣り上げてからしばらく経った後のオヤビッチャ。
体色が真っ黒になった。
この状態からまたしばらく経つと、今度は青味が増し、メイン写真の色になった。
オヤビッチャは興奮状態になるなど、魚の精神状態によって体色が変わるようだ。

オヤビッチャの体色変化

<11.5cm> 釣り 2003.12.22. 島根県/松江市/島根町 

■オヤビッチャの体色変化

こちらも釣り上げてしばらく経ち、色が真っ黒になった個体。
釣り上げた直後は上の個体のように白っぽい体色だった。

死亡したオヤビッチャの体色

<11.5cm> 釣り 2003.12.22. 島根県/松江市/島根町 

■死亡したオヤビッチャの体色

上の個体が酸欠で死亡したもの。
真っ黒だった体色が再び白っぽくなった。

水中のオヤビッチャ

2012.9.3. 島根県/松江市/美保関町 

■水中のオヤビッチャ

水中で撮影したオヤビッチャ。
水の中では横帯と黄色が非常にはっきりと目立つ。島根で見られる熱帯魚のような魚のひとつ。

水中のオヤビッチャ

2013.8.29. 島根県/松江市/島根町 

■水中のオヤビッチャ

島根の海で泳ぐオヤビッチャ。
オヤビッチャはとても綺麗な魚。


眼遊記

352 島根町 ~やっぱり島根の海もすごい~
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263 美保関町 ~いっぱいとったど~!~

 

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