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ダイナンギンポ (Dainan Ginpo)

Dictyosoma burgeri

ダイナンギンポ (Dainan Ginpo)

<23.0cm> 釣り 2006.5.3. 広島県/呉市/蒲刈町

分布:日本(北海道~長崎県)、韓国、中国

ダイナンギンポは日本~朝鮮半島南部に生息する魚だ。
「~ギンポ」と名が付くが、ギンポニシキギンポ科に属し、本種のタウエガジ科とは異なる。
岩礁帯に生息し、オキアミなどを餌にしていると釣れることがある。
見た目が良くないので釣れても食べたことがなかったが、ある日漁港で釣りあげたばかりのダイナンギンポをトビにさらわれたことがあった。ひょっとしたらと思い食べてみたが、意外と美味くて驚いた。ドジョウの柳川鍋のように調理するといけるかもしれない。
ダイナンギンポは寒くても平気で活動するので、魚の活動が鈍る冬~春でも釣ることができる。

ダイナンギンポの頭部

<23.0cm> 釣り 2006.5.3. 広島県/呉市/蒲刈町 

■ダイナンギンポの頭部

ダイナンギンポの頭部。意外とかわいい顔をしている。
非常に良く似た種にベニツケギンポという魚がいるため、同定したいときは胸鰭上方の暗色班を確認すること。
ベニツケギンポにはこの暗色班の中に赤い斑点がある。

ダイナンギンポの体側

<23.0cm> 釣り 2006.5.3. 広島県/呉市/蒲刈町 

■ダイナンギンポの体側

ダイナンギンポの体側。
一般的な魚と異なり、測線が横に、そして網目状に張りめぐらされてる。
測線は魚の重要な感覚器官。これがこれほど発達しているので見た目以上に繊細な魚なのかもしれない。
ちなみにダイナンギンポの鱗は非常に小さい。

ダイナンギンポの腹面

<23.0cm> 釣り 2006.5.3. 広島県/呉市/蒲刈町 

■ダイナンギンポの腹面

ダイナンギンポの腹面。
網目状になった測線がよく分かる。
まるで鱗のよう。

ダイナンギンポの尾部

<23.0cm> 釣り 2006.5.3. 広島県/呉市/蒲刈町 

■ダイナンギンポの尾部

ダイナンギンポの尾部。
臀鰭、背鰭ともに尾部先端まで伸びているが、尾鰭とはつながっていない。

ダイナンギンポ

<20.0cm> マス網 2005.5.13. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■ダイナンギンポ

ダイナンギンポ。
この個体は頭部の斑点が目立つ。

ダイナンギンポ

<24.0cm> マス網 2005.5.13. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■ダイナンギンポ

ダイナンギンポ。
なかなか鰭を立たせてくれないので撮影が難しい。

水中のダイナンギンポ

2013.5.26. 島根県/松江市/美保関町 

■水中のダイナンギンポ

岩に手をつくと、何か柔らかいものが動いた。
びっくりしてみるとダイナンギンポ。
向こうも不意をつかれて動くことができない。
40cm近くある、見たこともないくらい大きな個体だった。

水中のダイナンギンポ

2013.5.26. 島根県/松江市/美保関町 

■水中のダイナンギンポ

体色の赤っぽいダイナンギンポ。

水族館のダイナンギンポ

<飼育個体> 2016.7.1. 島根県/出雲市/宍道湖自然館ゴビウス 

■水族館のダイナンギンポ

宍道湖自然館ゴビウスで所狭しと飼育展示されているダイナンギンポ。
水槽に近づくなり隠れ家の丸い筒の中からわんさか出てきた。きっと餌がもらえると勘違いしたのだろう。


写真提供

技・家 ハンドブック
P109

眼遊記

513 宍道湖自然館ゴビウス ~4年ぶりのゴビウス~
327 美保関町 ~海開き~
140 宍道湖自然館ゴビウス ~久しぶりの地元水族館~

 

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