眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 脊索動物門(Chordata) >> 条鰭綱(Actinopterygii) >> カレイ目(Pleuronectiformes)
>> ヒラメ科(Paralichthyidae) >> ヒラメ属(Paralichthys)

ヒラメ (Olive Flounder)

Paralichthys olivaceus

ヒラメ (Olive Flounder)

<38.5cm> 釣り 2003.10.28. 島根県/松江市/鹿島町

分布:日本(全国)、韓国、中国

島根で釣り三昧だった学生時代、ヒラメの存在は釣りを10倍楽しくさせるものだった。
サビキでマアジを釣り、活きたまま針にかけて投げておく。
釣れる確立はものすごく低いのだが、その釣れるかもしれないというところが釣りの楽しさ。
2人の女友達を連れて釣りに出かけたときのこと。
「お客さんを連れて行くと絶対にいいものが釣れない」という釣りのルールに反し、なんと自己最高のヒラメを釣り上げてしまった。
本人が一番感動し、「すごい!」を連呼しながらひたすら撮影した。
写真はそのときのもの。
5つの暗色班がちゃんとみえる、典型的な美しいヒラメだった。
右カレイ左ヒラメという言葉さえ覚えておけば特に見分けに苦労する魚ではないと思う。
境水道産の72.5cmのヒラメを食べたことがあるが、旨みが素晴らしく、脂も適度にのりまさに「絶品」だった。
マダイは大きくなりすぎると不味くなるといわれるが、ヒラメは大きいほど美味いと思う。
ヒラメはやはり刺身で食べたい魚だが、2000年頃から刺身を食べた後に下痢や嘔吐を引き起こす謎の食中毒が報告され始めた。その原因はヒラメに寄生している粘液胞子虫のKudoa septempunctata(通称クドア)によるもの。食中毒を恐れる料理店などでは提供しないほどまでになっている。(農林水産省:ヒラメを介したクドアの一種による食中毒Q&A

ヒラメの口

<38.5cm> 釣り 2003.10.28. 島根県/松江市/鹿島町 

■ヒラメの口

魚食性のヒラメの口はマコガレイなどと比べるとはるかに大きい。 また、一度捕まえた獲物を逃がさないように鋭い犬歯を持っている。
しかし、餌を飲み込むのが非常に遅く、それがヒラメ釣りを難しくしている。あたりがあっても慌てずしばらく放っておく勇気がないと、筆者のようにいつまでたっても釣り上げることができない。

ヒラメの無眼側

<38.5cm> 釣り 2003.10.28. 島根県/松江市/鹿島町 

■ヒラメの無眼側

カレイ類において、眼がないほう、いわゆる裏側を学術的に無眼側という。
ヒラメの無眼側は非常に白くてキレイだ。養殖ヒラメはこの無眼側に色が入り、見分けのコツといわれる。しかし、筆者は残念ながらヒラメを買う金もなければ、しょっちゅうヒラメを釣るほどの腕もないので未だに養殖ヒラメをみたことがない。

40cmのヒラメ

<40.0cm> マス網 2004.5.8. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■40cmのヒラメ

境水道のマス網で漁獲された40cmのヒラメ。
いかにも健康な美しい魚体。

55cmのヒラメ

<55.0cm> マス網 2008.1.8. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■55cmのヒラメ

55cmくらいになると全身のバランスは余り変わらないが、身にかなりの厚みが出てくる。

72.5cm・4.2kgの大ヒラメ

<72.5cm・4.2kg> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■72.5cm・4.2kgの大ヒラメ

境水道のマス網で漁獲された大ヒラメ。
全長72.5cm、4.2kgの大物だった。
もちろん味は最高。ヒラメはマダイなどと違って大きくなりすぎても味は悪くならないと思う。

72.5cm・4.2kgの大ヒラメ

<72.5cm・4.2kg> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■72.5cm・4.2kgの大ヒラメ

境水道のマス網で漁獲された大ヒラメ。
全長72.5cm、4.2kgの大物だった。
もちろん味は最高。ヒラメはマダイなどと違って大きくなりすぎても味は悪くならないと思う。

ヒラメの幼魚

<12.5cm> 釣り 2012.9.26. 島根県/出雲市 

■ヒラメの幼魚

シロギス釣りで釣れたヒラメの幼魚。
葉っぱのようなかわいらしいヒラメだ。

汽水域にも進入するヒラメの当年魚

2005.7.27. 島根県/松江市/中海 

■汽水域にも進入するヒラメの当年魚

島根県の中海は塩分が海水の約1/2の汽水湖だ。
中海では成魚が見られることは滅多にないが、当年魚は多く見られる。
餌が豊富にある汽水域を生活の場としているようだ。

遊泳するヒラメ

<31.5cm> 2012.8.17. 島根県/松江市/美保関町/日本海 

■遊泳するヒラメ

遊泳中のヒラメは気が緩んでいるのか、一目で分かるほど派手。
カモフラージュ中には砂粒にみえる白斑も遊泳中はこのとおり美しい水玉模様となる。

体色を変えカモフラージュするヒラメ

<31.5cm> 2012.8.17. 島根県/松江市/美保関町/日本海 

■体色を変えカモフラージュするヒラメ

着底した瞬間、瞬時に色を変えてカモフラージュしたヒラメ。
周りの色のパターンを上手く分析し、さまざまな模様に変化する。

ヒラメの稚魚

2013.6.25. 島根県/松江市/鹿島町/日本海 

■ヒラメの稚魚

黒い岩の上でカモフラージュができなくなったヒラメの稚魚。
本人は気付いているのだろうか。

見事に隠れたヒラメの稚魚

2013.7.11. 島根県/松江市/美保関町/日本海 

■見事に隠れたヒラメの稚魚

砂の上だと彼らのかくれんぼは天下一品。
この写真の中に眼が2つだけが見えるのだが、お分かりになるだろうか。

見事に隠れたヒラメの稚魚

2013.7.11. 島根県/松江市/美保関町/日本海 

■見事に隠れたヒラメの稚魚

実は赤い点の位置にヒラメの眼が隠れていた。
この写真だと右上をむているような形でヒラメが隠れている。

 

写真提供

宍道湖と中海の魚たちボードゲーム
海水魚完全識別圖解
釣魚1400種図鑑
遊遊さかな事典
釣魚料理図鑑
P310
P383
P7,11,494
P13,294

釣魚識別図鑑
釣魚料理図鑑
     
P310
P80,81
     

 

眼遊記

334 美保関町 ~沖縄のようなビーチ~
331 鹿島町 ~ヒラメの稚魚と貝の化石~
271 出雲市 ~キス入れ食い~
263 美保関町 ~いっぱいとったど~!~
260美保関町 ~初とったど~!~

 

<<前の種

 

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。