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イシガレイ (Stone flounder)

Kareius bicoloratus

セトウシノシタ (Wavyband Sole)

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海

分布:日本(北海道~九州)、韓国、ロシア(サハリン) <水深30~100mの砂泥底 汽水~海水域>

イシガレイは中海で漁獲されるカレイの代表格。全長50cmまで大きくなる大型のカレイだ。
体表には骨質板と呼ばれる石のようなものがみられ、これが和名イシガレイの由来となっている。鱗は持たない。
俗にイシガレイには独特の臭みがあるといわれているが、筆者もそのとおりだと思う。個人的にはこの臭みはアイゴに良く似ていると思う。
煮つけなどにするとそれが顕著。漁師は「この磯臭さがこの魚の良さ」と言っているほどなので、食べ慣れてその臭いを受け入れる事ができれば、それがたまらない香りになるに違いない。
この魚の最も美味しい食べ方は刺身だろう。イシガレイは生命力が強く、水から上げても数時間は生きている。活きたイシガレイを造りにすれば透明感のある素晴らしい刺身となる。皮を取り除いてしまえば独特の臭いは全くしなくなる。
中海で漁獲されたイシガレイの胃の内容物は小さなアサリが多かったと記憶している。美味しいものを食べているので身もおいしいのだろう。

イシガレイの無眼側

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイの無眼側

イシガレイの眼のない方を無眼側という。
写真のとおり真っ白だ。

イシガレイの頭部

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイの頭部

イシガレイの頭部。
口はおちょぼ口。眼は周囲がよく見えるよう立ち上がっている。

イシガレイの石

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイの石

イシガレイの体表にある骨質板。
身体の前半の側線上に発達している。

イシガレイの体表

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイの体表

イシガレイの体表。
鱗は持たないが、その代わりに厚めの粘液で覆われている。

イシガレイの尾部

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイの尾部

イシガレイの尾部。

イシガレイ無眼側の頭部

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイ無眼側の頭部

イシガレイ無眼側の頭部。

イシガレイ無眼側の尾部

<45.0cm> 刺し網 2005.11.9. 島根県/松江市/八束町/中海 

■イシガレイ無眼側の尾部

イシガレイ無眼側の尾部。

イシガレイの幼魚

<4.8cm> マス網 2004.4.20. 島根県/松江市/大海崎町/中海 

■イシガレイの幼魚

イシガレイの幼魚。
イシガレイの幼魚は汽水域でよくみられる。中海の塩分は海水の約半分。

イシガレイの幼魚

<7.0cm> マス網 2004.5.17. 島根県//中海 

■イシガレイの幼魚

イシガレイの幼魚。
体表には白い斑点がみられる。底質と同化するための適応だろう。

イシガレイ幼魚の無眼側

<7.0cm> マス網 2004.5.17. 島根県//中海 

■イシガレイ幼魚の無眼側

イシガレイ幼魚の無眼側。
幼魚の身には透明感があり、透けて体表の模様まで見えている。
有毒な紫外線から内臓を守るために内臓は光を通さない膜で覆われている。

イシガレイ幼魚の無眼側

<8.5cm> マス網 2004.5.17. 島根県//中海 

■イシガレイの幼魚

イシガレイの幼魚。
あのイシガレイも幼魚のときは繊細な姿をしている。

イシガレイの若魚

<16.5cm> マス網 2005.1.12. 島根県/松江市/手角町/中海本庄工区 

■イシガレイの若魚

イシガレイの若魚。
全長16.5cmにもなると透明感はなくなり、成魚と同じ見た目になってくる。

水中のイシガレイ幼魚

2008.5.26. 島根県/松江市/大海崎町/中海 

■水中のイシガレイ幼魚

中海で潜っていて出会ったイシガレイの幼魚。
体表の白い斑点も目立つが、水中ではヒラメのような暗色斑もよく目立つ。


写真提供

釣魚料理図鑑
P82, 83
 

 

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