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マスノスケ (Chinook Salmon)

Oncorhynchus tshawytscha

マスノスケ (Chinook salmon)

<98.0cm・メス> 釣り 2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川

分布:日本(北海道)、日本海、オホーツク海、ベーリング海、北太平洋の全域、カナダ(五大湖に移入)、ニュージーランド(移入)
地方名:きんぐさーもん(日本)

マスノスケ。
あまりピンとこない魚かもしれないが、「キングサーモン」と呼べば分かる人も多いのではないだろうか。
北太平洋を中心に生息するサケ科の魚で、日本国内では北海道に生息している。
北米では西海岸に自然分布。五大湖やニュージーランドにも移入されている。
カナダ太平洋岸のキングサーモンは釣り人にとって永遠のあこがれともいえる。それほど人気が高い魚だ。
トロントのハンバー川でサーモンの溯上が見られるという情報を聞いたので、釣竿を持ってかけつけた。
堰堤が続く川沿いを上流に歩いていると、なんとウェダーを履いているおじさんが大きな釣り竿で巨大魚と格闘しているではないか。
水しぶきをあげ、巨大魚は必死に抵抗する。
数分後、巨大魚を抱え、おじさんが岸へ寄ってきた。
お願いして写真を撮らせてもらった。
家に帰って図鑑を広げてびっくり。撮影した魚がChinook Salmon、キングサーモンだということが分かった。
サーモンのジャンプは秋の風物詩となっているようで、多くの市民がサケのジャンプを見にこの公園へ訪れていた。

マスノスケの頭部

<98.0cm・メス> 釣り 2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■マスノスケの頭部

キングの風格漂うマスノスケの頭部。
この鋭い歯で咬まれると大怪我をしそうだ。

マスノスケの背鰭

<98.0cm・メス> 釣り 2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■マスノスケの背鰭

背部に小黒点がみられる。
背鰭下の怪我は釣り人にひっかけられてできたもの。

溯上で負傷したマスノスケの尾鰭

<98.0cm・メス> 釣り 2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■溯上で負傷したマスノスケの尾鰭

尾鰭にも小黒点がある。
浅く底質が石の川を数km溯上してきたため、尾鰭の下側は皮膚が破れてしまっている。

漁獲されたマスノスケ

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■漁獲されたマスノスケ

釣り人によって釣り上げられたマスノスケ。
人と比較するとその大きさがよく分かる。

堰堤を越えようとジャンプするマスノスケ

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■堰堤を越えようとジャンプするマスノスケ

段差約1.5mの堰堤がマスノスケの溯上を拒む。
集まってきた流れが激流となって、ジャンプするマスノスケを押し戻している。
見ていて思わず手に力が入る。

堰堤を越えようとジャンプするマスノスケ

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■堰堤を越えようとジャンプするマスノスケ

力強く流れに逆らうマスノスケ。
かわいそうだが、何度挑戦しても激流に押し戻されてしまう。
おかげでこの淵にはたくさんのマスノスケが集まっていた。

背鰭を出して泳ぐマスノスケ

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■背鰭を出して泳ぐマスノスケ

堰堤を越えることができないマスノスケたちが集まっている。
一匹のマスノスケが背鰭を出して泳いでいた。
何度挑戦しても堰堤を越えられないのでイラついているような、そんな気がした。

マスノスケが溯上する川

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■マスノスケが溯上する川

トロント市内を流れるハンバー川。
こんな水深1m程の浅い川に、まさかキングサーモンが溯上しにくるとは夢にも思わなかった。
川沿いは公園になっていて市民の憩いの場だ。

 

眼遊記

114 Humber River ~溯上するサーモンを求めて~

 

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