眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 脊索動物門(Chordata) >> 条鰭綱(Actinopterygii) >> フグ目(Tetraodontiformes)
>> カワハギ科(Monacanthidae ) >> ウスバハギ属(Aluterus)

ソウシハギ (Scrawled Filefish)

Aluterus scriptus

ソウシハギ (Scrawled Filefish)

<67.0cm> 釣り 2013.11.20. 沖縄県/石垣市

分布:日本(太平洋岸、島根県以南の日本海岸)、台湾、香港、全世界の温帯~熱帯地域 沿岸域 海水性
地方名:せんするー(沖縄県)

初めての石垣島でサビキ釣りをしたときのこと、アミの入ったカゴを投入すると、まもなく大きなカラフルな魚が集まってきた。
水上からみると40cm以上の大きな魚に見える。
数種類のカラフルな魚の中に混ざっていたのがソウシハギ。
餌とりの天才で全然針がかりしない。針にオキアミをつけ、仕掛を動かし、執念でこの1匹を釣り上げた。
ソウシハギは内臓に猛毒パリトキシンを持つ。毒性が非常に強く、死亡することもある危険な毒だ。
この魚を釣り上げてすぐに、地元のおじさんが近づいてきた。この魚はなかなか針にかからないので、釣るのはとても難しい。身は少ないが刺身にすると美味しいとのこと。
食べますか?と魚を渡すととても喜んで去って行った。石垣島では普通に食べられているようだ。
猛毒パリトキシンは特に肝臓に蓄積している。一般的に日本では「カワハギ=肝が美味い」と認知されているため、毒性のことを知らない人が調理すると猛毒の肝を食べてしまう恐れがある。
近年海水温の上昇で、これまであまりみられなかった本州でもみられることが多くなり、自治体はソウシハギを食べないようにと啓蒙活動に力を入れている。
ソウシハギを釣っても食べない様にしていただきたい。

ソウシハギの棘

<67.0cm> 釣り 2013.11.20. 沖縄県/石垣市 

■ソウシハギの棘

ソウシハギの棘。
ソウシハギの第1背鰭棘は非常に長く、折れやすい。

ソウシハギの頭部

<67.0cm> 釣り 2013.11.20. 沖縄県/石垣市 

■ソウシハギの頭部

大きな体に似合わず、ソウシハギの口はとても小さい。
この小さな口を器用に使って、餌をかすめとる。

ソウシハギの体側

<67.0cm> 釣り 2013.11.20. 沖縄県/石垣市 

■ソウシハギの体側

まるでネオンカラーの様に美しいソウシハギの模様。

ソウシハギの尾鰭

<67.0cm> 釣り 2013.11.20. 沖縄県/石垣市 

■ソウシハギの尾鰭

ソウシハギの尾鰭。
非常に大きく、透明感がある。

水族館のソウシハギ

<飼育個体> 2010.9.20. アメリカ合衆国/テキサス州/コーパスクリスティ/テキサス州立水族館 

■水族館のソウシハギ

テキサスの水族館で見たソウシハギ。
水上では非常に目立つ水色の模様が水中ではあまり目立たないようだ。


眼遊記

372 石垣市 ~最後のあがき~

 

<<前の種

 

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。