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ハコフグ (Hakofugu)

Ostracion immaculatus

ハコフグ (Hakofugu)

<20.0cm・メス> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道

分布:日本(中部以南)、台湾、フィリピン、南アフリカ <海水性>

ハコフグは名前が表すとおり、箱型のフグだ。
皮膚に骨板が発達し甲羅状になっており、実物を目の前にすると本当にこれが魚なのかと驚いてしまうほど奇妙な姿をしている。
フグ目に属するが、フグ毒として有名なテトロドトキシンはなく、食用可。
しかしハコフグ科の魚はパフトキシンという体表粘液毒を持つことで知られる。
人などへの毒性は弱いので食べるのには問題がないが、水槽に他の魚類と一緒に入れるとハコフグ以外の魚が死んでしまうことがあるらしい。
ごく稀な例だが、パリトキシン様食中毒事故があるようなので、食べる際は自己責任で。

箱のような魚ハコフグ

<20.0cm・メス> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■箱のような魚ハコフグ

ハコフグの箱のような体を利用して面白い料理法がある。
背中の部分をナイフでこじ開け、そのまま火にかける。ハコフグの甲羅を器にするという超簡単料理。
煮立ったら味噌や醤油を入れて食べる。
知る人ぞ知る最高の味。

ハコフグの正面

<20.0cm・メス> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■ハコフグの正面

写真から分かるように正面から見ると四角い体型をしている。

ハコフグの尾鰭

<20.0cm・メス> マス網 2006.10.4. 島根県/松江市/美保関町/境水道 

■ハコフグの尾鰭

ハコフグの尾鰭。
全身が甲羅になってしまっているため、鰭しか動かすことが出来ない。
これだけの可動部で泳げるから不思議だ。

水中のハコフグ

2011.8.1. 島根県/松江市/島根町 

■水中のハコフグ

水中のハコフグ。
泳ぎが得意ではないハコフグは、魚突きの絶好のターゲット。
一方堅い甲羅で覆われるのでヤスがかすって逃げられることもしばしば。

水中のハコフグ

2013.7.2. 島根県/松江市/美保関町 

■水中のハコフグ

水中のハコフグ。
テトラポッドの隙間でこちらの様子をうかがっている。

水族館のハコフグ

<飼育個体> 2016.10.30. 島根県/出雲市/宍道湖自然館ゴビウス 

■水族館のハコフグ

ハコフグはストレスを受けると粘液毒のパフトキシンを体表から分泌する。
これは同じ水槽の他の魚を殺してしまうほど強いものなのでハコフグは単独で飼育されている。

ハコフグの調理

2013.7.2. 島根県/松江市/美保関町 

■ハコフグの調理

ハコフグを捌くのは大変だ。
キッチンバサミでジョキジョキと切り開いていく。余りにも堅いので、ハサミが壊れてしまった。


写真提供

釣魚1400種図鑑
   
       
P416
       

眼遊記

559 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメがみれた~
548 宍道湖自然館ゴビウス ~さかなクンの頭の魚を~
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188 島根町 ~マダコと格闘~

 

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