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クサフグ (Grass Puffer)

Takifugu niphobles

クサフグ (Grass Puffer)

<13.5cm> マス網 2004.4.12. 島根県/松江市/手角町/中海本庄工区

分布:日本、韓国、中国大陸南部の沿岸

防波堤などで釣りをしているとクサフグが釣れることがよくある。小さいくせに獰猛で、鋭い歯をもつことからゴムでできたルアー釣り用のワームでさえもかじってしまう。えさとりとしてやっかいもの扱いされる魚だ。
同属のコモンフグととても良く似ているので混同されることがある。
クサフグの産卵はとてもドラマティックで、新月か満月の夜に行われる。礫でできた浜に大群で押し寄せ一斉に産卵・放精を行う。そのときに放精された精子によって水が濁るほどらしい。いつかはクサフグの産卵を撮影してみたい。
この魚も他のフグ科同様テトロドトキシンという強力な神経毒を持っている。この毒は加熱しても分解されず、わずか1~2mgの摂取で死に至る。
厚生労働省のサイトによると、クサフグの筋肉は弱毒で可食、その他の部位は食用不可とされている。地域によっては食べると聞いたことがあるが、もちろんフグ調理の資格を持たないものは絶対に調理をしてはいけない。

クサフグ

釣り 2003. 西日本 

■クサフグ

釣りによって漁獲されたクサフグ。
背面の草色と赤い眼の組み合わせが日本らしくてとても好きだ。

クサフグの幼魚

<8.5cm> 釣り 2012.9.26. 島根県/出雲市 

■クサフグの幼魚

釣りによって漁獲されたクサフグの幼魚。

クサフグの頭部

<8.5cm> 釣り 2012.9.26. 島根県/出雲市 

■クサフグの頭部

クサフグには胸鰭後方に明瞭な暗色班がある。
コモンフグによく似るが、見分けるには眼の下に白斑があるかないかをみる。
クサフグには眼の下に白斑がみられない。

クサフグの背面

<8.5cm> 釣り 2012.9.26. 島根県/出雲市 

■クサフグの背面

クサフグの背面。
胸鰭後方の暗色班は背面からでもよく目立つ。

クサフグの幼魚

<3.5cm> 釣り 2012.9.12. 島根県/松江市/美保関町 

■クサフグの幼魚

3.5cmのクサフグの幼魚。タコの死骸に群がっていた。

腹を膨らませたクサフグの幼魚

<3.5cm> 釣り 2012.9.12. 島根県/松江市/美保関町 

■腹を膨らませたクサフグの幼魚

空気を吸い込んで腹を膨らませたクサフグの幼魚。
こんなに小さいのに姿も習性も成魚と同じようだ。

クサフグの幼魚

2012.9.3. 島根県/松江市/美保関町 

■クサフグの幼魚

砂の上にいたクサフグの幼魚。
水深50cmくらいの砂場で群れていた。

クサフグの幼魚

2013.7.2. 島根県/松江市/美保関町 

■クサフグの幼魚

岩場に群れていたクサフグの幼魚。
毒で武装しているのに意外と臆病だ。

遊泳するクサフグ

2013.8.7. 島根県/隠岐郡/知夫村 

■遊泳するクサフグ

浅場で泳ぐクサフグ。

遊泳するクサフグ

2013.9.22. 島根県/松江市/美保関町 

■遊泳するクサフグ

浅場で泳ぐクサフグの群れ。
恐らく当年魚だろう。


写真提供

宍道湖と中海の魚たち
   
       
P125
       

眼遊記

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