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クロワカモメ (Ring-billed Gull)

Larus delawarensis

クロワカモメ (Ring-billed Gull)

2010.2.28. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク

分布:カナダ、アメリカ合衆国、メキシコ、キューバ、ドミニカ共和国

筆者にとってもっともなじみのあるカモメがクロワカモメだ。
トロントでもっとも多くみられるカモメで、市役所や大学、動物園など、人の多いところに集まってきてはパンなどの餌をねだっている。
都会派のカモメだ。
年中見られ、とにかく見ない日はないほどの鳥だが、特別嫌われている風にも見えずうまく人間と共存しているようだ。
カナダなど、北アメリカの水辺で繁殖する鳥で、日本ではごくまれに迷鳥としてやってきて大騒ぎされる。
英名のRing-billed Gull、和名のクロワカモメはくちばしにある輪状の黒色帯に由来している。
上記の特徴より同定が難しいカモメの中でも簡単に見分けることができる。

クロワカモメの黒輪

2009.8.30. カナダ/オンタリオ州/トロント/トロント動物園 

■クロワカモメの黒輪

Ring-billed Gull (クロワカモメ)、名前の由来となっているのがくちばしの黒い線。
これを輪に見立て、Ring-billed Gull(輪のくちばしをしたカモメ)と名づけられた。
他のカモメ類と見分けるときに役立つ素晴らしいネーミングだと思う。

クロワカモメ若鳥の顔

2009.10.27. カナダ/オンタリオ州/ナイアガラフォールズ 

■クロワカモメ若鳥の顔

若鳥のくちばしの黒班は輪状になっていない。
また眼球は1歳半まで一様に黒い。
くちばしもピンク色をしていて、成鳥の姿とはかなり異なっている。

ポップコーンを食べるクロワカモメ

2009.8.30. カナダ/オンタリオ州/トロント/トロント動物園 

■ポップコーンを食べるクロワカモメ

トロント動物園のフードコートにクロワカモメが群れていた。
よく見ると人間がこぼしたポップコーンをむさぼっている。
トロントのクロワカモメは人間の出す食物ゴミを食べる日本のカラスのような存在だ。

餌を要求するクロワカモメの若鳥

2009.8.30. カナダ/オンタリオ州/トロント/トロント動物園 

■餌を要求するクロワカモメの若鳥

ゴミ箱の上ではクロワカモメの若鳥が餌をよこせと大声で威嚇していた。
人を襲うようなことはないが、かなりの迫力だ。

氷の上のクロワカモメ

2010.1.14. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバーベイショアズパーク 

■氷の上のクロワカモメ

オンタリオ湖に氷の張る冬場でもクロワカモメは元気だ。
水は冷たいのか、水の上より氷の上の方がお好きなようだ。

クロワカモメの群れ

2010.2.28. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■クロワカモメの群れ

トロントの南西、トミートンプソンパークでは冬季クロワカモメの大群がみられる。
大自然の営みを感じることができる素晴らしい光景だ。

クロワカモメの群れ

2010.2.28. カナダ/オンタリオ州/トロント/トミートンプソンパーク 

■クロワカモメの群れ

トミートンプソンパークの群れ。
普段はこれほどの大群にはならない。
筆者の知る限りトロントでは冬季のトミートンプソンパークだけで見られる光景だ。

クロワカモメの幼鳥

2009.8.30. カナダ/オンタリオ州/トロント/トロント動物園 

■クロワカモメの幼鳥

春に生まれたクロワカモメ。
全身にまだら状の褐色模様があるのが特徴だ。

クロワカモメの若鳥

2009.8.3. カナダ/オンタリオ州/トロント/アッシュブリッジズベイパーク 

■クロワカモメの若鳥

生後1年と数ヶ月がたったクロワカモメ。
まだら状の褐色模様はなくなったが、眼球が黒く、くちばしはピンク色をしている。
体の大きさは1年目とそれほど変わらない。

クロワカモメの成鳥

2010.3.7. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバーベイショアズパーク 

■クロワカモメの成鳥

成長になるとくちばしと脚の色が黄色となり、くちばしにトレードマークの「輪」ができる。
純白の羽色がまぶしく光りとても美しい鳥となる。

繁殖期のクロワカモメ

2009.6.19. カナダ/オンタリオ州/トロント/ヨーク大学 

■繁殖期のクロワカモメ

4月から9月にかけての繁殖期には写真のように眼の周り、口の周りが赤くなる。
このようにステージによっていろいろな表情を持っている。

ナイアガラの滝をバックに飛ぶクロワカモメ

2009.10.3. カナダ/オンタリオ州/ナイアガラフォールズ/ナイアガラの滝 

■ナイアガラの滝をバックに飛ぶクロワカモメ

ナイアガラの滝で有名なオンタリオ州ナイアガラフォールズ。実は世界でもっとも多くのカモメの種類が見られる場所でもある。
その中でも一番数が多いのがこのクロワカモメ。

飛翔するクロワカモメ

2010.4.3. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハイパーク 

■飛翔するクロワカモメ

クロワカモメは中型のやや大型よりのカモメ。
成鳥が大きな翼を羽ばたかせ頭上を飛んでいくと結構な迫力がある。

セグロカモメとクロワカモメ

2010.9.26. カナダ/オンタリオ州/トロント/ハンバー川 

■セグロカモメとクロワカモメ

左がクロワカモメで、右がセグロカモメ
大型であるセグロカモメと比べると、クロワカモメはかなり小さく感じる。
トロントで見られるカモメ科の鳥は主にこの2種なので、大きさを頭に入れておくと見分けが楽だ。

 

眼遊記

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