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カワセミ (Common Kingfisher)

Alcedo atthis

カワセミ (Common Kingfisher)

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2017.1.19. 島根県/出雲市/斐川町

分布:ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸(地中海沿岸)、インド、東南アジア、日本(全国)

カワセミは日本でみることのできる野鳥の中でもひときわ美しい鳥。
ファンも多く、カワセミ専門のフォトグラファーもいるほどだ。
カワセミを漢字で書くと「翡翠」。緑色の宝石の「ヒスイ」と同じ漢字だ。これは中国での名前「翡翠(Fei Cui)」をそのまま当てているだけの当て字。
中国ではヒスイもカワセミと同じ名前で呼んでいることになるが、これはどちらが先だったのだろうか。
中国に宝石のヒスイがミャンマー(ビルマ)から入ってきたのが13世紀、17世紀になってその輸入量が増え流行しはじめると「翡翠」という名前で呼ばれるようになる。ここまで説明するとお分かりだろうが、カワセミのような美しさに例えられ、ヒスイは翡翠という名前がつけられている。
宝石の名前が生物の名前に入っているのはよくあることだが、その生物の美しさが宝石のように美しいという例えで入れられていることが多く、カワセミと翡翠の様な関係は非常に珍しいと思う。
一方英名はCommon Kingfisher(コモンキングフィッシャー)。コモンというのは「普通の」という意味や、和名でいうとマハゼマアジなどの「マ」にあたるもの。キングフィッシャーは「最も優れた魚ハンター」で、カワセミが水の中に突撃して小魚を狩りする習性を表している。
カワセミはヨーロッパやアフリカからユーラシア大陸の東岸にかけて広大な範囲に生息している鳥だが、群れを作る鳥ではなく、なかなかお目にかかれない。そんな程よい珍しさがまたこの鳥の魅力なのかもしれない。

ヨシにとまったカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2017.1.19. 島根県/出雲市/斐川町 

■ヨシにとまったカワセミ

ヨシにとまったカワセミ。
足は小さく、真っ赤だ。

飛び立つカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2017.1.19. 島根県/出雲市/斐川町 

■飛び立つカワセミ

人に見られているのが嫌で飛び去っていくカワセミ。緑色の羽色が美しい。

水辺でみられるカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis> 2017.1.19. 島根県/出雲市/斐川町 

■水辺でみられるカワセミ

水辺で写真の様な小さくてクチバシの長い鳥をみたらカワセミかもしれない。
カワセミはある一定の範囲で生活していて、いくつもあるお気に入りの場所で水面を見ている事が多い。

カワセミのオス

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2012.2.14. 島根県/出雲市/斐川町 

■カワセミのオス

オスは美しく、メスは地味であることが多い鳥だが、カワセミはオスもメスもほとんど同じ姿をしていて美しい。
写真の個体はオス。下クチバシの色が黒くなっているのがオス、メスはオスよりも明るい色をしている。

水辺にとまったカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2012.2.14. 島根県/出雲市/斐川町 

■水辺にとまったカワセミ

水辺にとまったカワセミ。

飛び立つカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2012.2.14. 島根県/出雲市/斐川町 

■飛び立つカワセミ

まるで弾丸のようになって勢いよく飛んで行ったカワセミ。

木の枝にとまったカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2012.2.14. 島根県/出雲市/斐川町 

■木の枝にとまったカワセミ

木の枝にとまったカワセミ。
どのシーンでみても、カワセミの羽色は非常によく目立つ。よくこんな姿で猛禽類などに狙われないなと感心する。

水面すれすれを飛ぶカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2012.2.14. 島根県/出雲市/斐川町 

■水面すれすれを飛ぶカワセミ

カワセミと言えば、写真のように水面すれすれを飛んでいる姿をよく目にする。
もしかしたらこの習性が猛禽類に襲われないための策なのかもしれない。

青みの強いカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・オス> 2015.4.1. 広島県/竹原市/下野町 

■青みの強いカワセミ

褐色のヨシ原に美しい青の色彩が目立つ。
カワセミを見つけると幸せな気持ちになるのは昔の人も同じだったのだろうか。

香港のカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・メス> 2016.9.12. 香港/新界/大嶼島/東涌 

■香港のカワセミ

香港にもカワセミは生息している。
お気に入りの東涌湾ではよくカワセミの姿を目にする。ここではアオショウビンもみられ、同じなわばりを共有している。

香港のカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis・メス> 2016.9.12. 香港/新界/大嶼島/東涌 

■香港のカワセミ

香港のカワセミ。
下くちばしが明るい色をしているのでメスだ。

香港のカワセミ

<亜種:カワセミ A.a.bengalensis> 2017.2.20. 香港/新界/大嶼島/東涌 

■香港のカワセミ

香港のカワセミ。
お気に入りの場所で餌を探しているのだろうか。

ヒスイのビーズ

<ヒスイ輝石・含浸処理(無色)> 2015.9.22. ミャンマー産 

■ヒスイのビーズ

ヒスイをビーズに加工したもの。
この宝石がカワセミの美しさに例えられたというのもよく分かる。
この様な色鮮やかな緑色はヒスイの中でも最もグレードの高いものとされている。
ちなみにヒスイは日本の国石。

 

眼遊記

566 Tung Chung Bay ~鳥のエキスパートと回る香港の干潟~
560 宍道湖西岸なぎさ公園 ~ヨシにとまったカワセミ~
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