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ラッコ (Sea Otter)

Enhydra lutris

ラッコ (Sea Otter)

2012.6.25. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/オールドフィッシャーマンズワーフ

分布:日本(千島列島以北)、アメリカ、カナダ

筆者が子供だった1980年代、日本にラッコブームというのがおきた。
それまでは「ラッコ」のことなど誰も知らなかったようだが、今の日本では誰もが知っている。
「ラッコ」、聞きなれない言葉だし、カタカナでしか表記しないので英名なのかと思っていたが、英名は「Sea Otter (海のカワウソ)」。
そう、ラッコは海のカワウソだ。「ラッコ」はれっきとした和名で、元をたどればアイヌ語起源らしい。
ラッコはアメリカ合衆国西海岸から日本の千島列島まで、北太平洋をぐるっと囲うように分布する。
18世紀から20世紀初頭までラッコはその上質な毛皮をとるため乱獲され一度は絶滅寸前まで追いやられた。
日本では残念ながら未だに普通にみることができない珍しい動物だが、カリフォルニア州モントレーに行ったときには野生のラッコをみることができた。
個体数が回復し、身近にみられるようになってきているのは本当に嬉しいこと。
腹を上にして背泳ぎのようなかっこうで海にただよい、餌であるカニや貝などは腹の上で石を使い叩き割るといったかわいい姿がとてもかわいらしい。

ジャイアントケルプの森に漂うラッコ

2012.6.24. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/キャネリーロウ 

■ジャイアントケルプの森に漂うラッコ

モントレーのレストランから海を眺めていると、遠くに1匹の動物がぷかぷかと浮いていた。
よくみるとなんとラッコ!
生まれて初めて野生のラッコをみた感動的な瞬間だった。
ラッコはジャイアントケルプと呼ばれる大きなコンブの森に生息する。
海流に流されないよう海藻を体に巻きつけたり、サメやシャチなどの天敵から身を守ったりと、ジャイアントケルプの森は彼らに必要不可欠だ。

毛つぐろいをするラッコ

2012.6.24. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/キャネリーロウ 

■毛つぐろいをするラッコ

左後脚を毛つぐろいするラッコ。
ずっと水の上で暮らすため、毛皮を常に手入れして防水効果を保っている。
本当に野生動物なのかと思うくらいリラックスしている。

背泳ぎするラッコ

2012.6.25. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/オールドフィッシャーマンズワーフ 

■背泳ぎするラッコ

背泳ぎするラッコ。
小さな前脚がかわいらしい。

頭をかかえるラッコ

2012.6.25. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/オールドフィッシャーマンズワーフ 

■頭を抱えるラッコ

頭を抱えるラッコ。
何かあったのだろうか。

鼻を怪我しているラッコ

2012.6.25. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/オールドフィッシャーマンズワーフ 

■鼻を怪我しているラッコ

ラッコは交尾の際オスがメスの鼻を咬むらしいが、そのせいだろうか。
黒い表皮が剥がれていて痛々しい。

鼻を怪我しているラッコ

2012.6.25. アメリカ合衆国/カリフォルニア州/モントレー/オールドフィッシャーマンズワーフ 

■餌を食べるラッコとアメリカオオセグロカモメ

お腹の上に食べ物をのせてラッコが食事をしている。
赤く見えるのが餌だが、何を食べているのだろうか。
隣でアメリカオオセグロカモメの若鳥がしつこくおこぼれを狙っていた。

 

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