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ヤマカガシ (Tiger Keelback)

Rhabdophis tigrinus

ヤマカガシ (Tiger Keelback)

<亜種:ヤマカガシ R.t.tigrinus> 2008.11.13. 島根県/雲南市/掛合町

分布:日本(北海道、南西諸島、小笠原諸島を除く)、中国(東部、南部)、台湾、モンゴル、ロシア(沿海地方)

ヤマカガシは最近(1970年代)になってから、咬まれると命を落とすこともある毒蛇だと認知されるようになったヘビだ。
動物としての本能なのか、ニホンマムシなどのクサリヘビ科のヘビはシルエットや斑紋だけで危険な生物だと感じる。
しかし、このヤマカガシは無害のシマヘビなどと同じナミヘビ科に属し、どうも危険な雰囲気がしない。
性格もおとなしく、ヤマカガシの方から人を襲ったりすることはないが、捕まえたり危害を加えようとすると身を守るために噛み付くことがある。
ヤマカガシの奥歯は眼の後方あたりにあるが、この奥歯は毒牙であり、ここから注入される毒はハブやニホンマムシよりも毒性が強く、死亡例もある。
山で遊んだりする子供にはニホンマムシ同様必ず教えておかなければならない危険生物。しかし、先述のとおり捕まえたりしなければ向こうから襲ってくることはないので見つけても殺したりはせず、そっとしておいて欲しい。
本種を初めて見たときはヤマカガシが毒蛇だということは知らず、90mmのレンズで頭部のアップを撮影した。噛み付こうと思えば簡単に噛み付ける距離。
奥歯の毒牙の他に頸部から毒を飛ばすこともでき、これが眼に入ると失明の危険もある。知らないというのは怖いことだ。

ヤマカガシの幼ヘビ

<亜種:ヤマカガシ R.t.tigrinus> 2008.11.13. 島根県/雲南市/掛合町

■ヤマカガシの幼ヘビ

山を歩いていて出会ったヤマカガシの幼ヘビ。
腹側の黄色味が強い。

逃げていくヤマカガシ

<亜種:ヤマカガシ R.t.tigrinus> 2008.11.13. 島根県/雲南市/掛合町

■逃げていくヤマカガシ

人間に気付き、一目散に逃げていくヤマカガシ。
毒蛇ではあるが、非常におとなしい性格。こちらから悪さをしなければ恐れる必要はない。

ヤマカガシの頭部

<亜種:ヤマカガシ R.t.tigrinus> 2014.4.8. 島根県/松江市/八雲町

■ヤマカガシの頭部

頭部は黄色く、大きな目を持つ。

茂みに逃げていくヤマカガシ

<亜種:ヤマカガシ R.t.tigrinus> 2014.4.8. 島根県/松江市/八雲町

■茂みに逃げていくヤマカガシ

この日は山を歩いていて3尾のヤマカガシに出会った。4月は冬眠明けで活発になるからなのか・・・
毒を持つ蛇だが、とても臆病で人間の姿を見ると一目散に茂みの中へ消えていった。


眼遊記

398 八雲山 ~ニホンカナヘビのベストショット~

 

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