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ニホンヤモリ (Schlegel's Japanese Gecko)

Gekko japonicus

ニホンヤモリ (Schlegel's Japanese Gecko)

2012.9.5. 島根県/松江市

分布:日本(秋田県以南の本州、四国、九州、対馬)、中国、韓国
地方名:やもり(全国)

ニホンヤモリは爬虫類にしては珍しく日本人に愛されてきたトカゲだ。
ご存知の人も多いだろうが、ヤモリというのは「家守(家を守る)」の意味であり、日本では害虫を食べてくれるありがたいトカゲとされてきた。
日中は建物の隙間などに隠れ、夜になると街灯の前で明かりに集まる昆虫を食べている。
このように人間の生活と深く関わって生活する爬虫類は他にはいないだろう。
ニホンヤモリの学名はGekko japonicus(日本のヤモリ)。日本の固有種だと勘違いしそうな名前だが、元々は中国原産。
筆者はこのニホンヤモリが大好き。汚い感じがしないし、何よりあのぷっくらした指が最高にかわいい。
ところでヤモリ(家守)に対してイモリ(井守)と呼ばれる生物もいるが(和名アカハライモリ)、こちらは両生類であって両者は全く別の生き物。

ニホンヤモリの頭部

2012.9.5. 島根県/松江市 

■ニホンヤモリの頭部

ニホンヤモリの頭部。
眼をよく見ると虹彩はひび割れたような模様で、瞳孔は縦に長くギザギザになっている。
これをみるとかわいらしいニホンヤモリも爬虫類なんだなぁと実感できる。

正面から見たニホンヤモリ

2012.9.5. 島根県/松江市 

■正面から見たニホンヤモリ

正面からニホンヤモリの頭部を見ると扁平になっているのが分かる。
細い隙間に隠れるときに都合のよい形なのだろう。

ニホンヤモリのオス

2017.12.25. 島根県/松江市 

■ニホンヤモリのオス

倉庫の掃除をすると8匹ものニホンヤモリが出てきた。ニホンヤモリは人が造った隙間の多い建物が大好き。

ニホンヤモリの眼

2017.12.25. 島根県/松江市 

■ニホンヤモリの眼

ニホンヤモリの眼はとてもテリが強く美しい。虹彩は複雑な形をしている。

ニホンヤモリの足

2017.12.25. 島根県/松江市 

■ニホンヤモリの足

ニホンヤモリの足。指にはいくつかのヒダがみられる。

ニホンヤモリの指

2017.12.25. 島根県/松江市 

■ニホンヤモリの指

指にあるヒダをよく見ると、そのヒダは無数の毛から構成されていることが分かる。この構造によって垂直の壁の難なく歩くことができるようだ。

家の中に現れたニホンヤモリ

2012.9.5. 島根県/松江市 

■家の中に現れたニホンヤモリ

夜遅く家に帰ると天井にニホンヤモリがいた。
さすが島根。
何枚か写真撮影させてもらったあと、そっと外に逃がしておいた。

垂直の壁を登るニホンヤモリ

2012.9.5. 島根県/松江市 

■垂直の壁を登るニホンヤモリ

ニホンヤモリは指に趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれるひだ状の鱗を持っているため、垂直な壁も楽々と登ることができる。

ニホンヤモリの成体

2009.4.25. 島根県/松江市/玉湯町 

■ニホンヤモリの成体

ニホンヤモリの成体。
やっぱり見かけるのは夜。臆病なので人の気配を察するとすぐにどこかへ消えてしまう。

白っぽいニホンヤモリ

2011.7.16. 島根県/松江市 

■白っぽいニホンヤモリ

家の壁にくっついていたニホンヤモリ。
ニホンヤモリは体色の濃淡を周りの環境に合わせて調節することができる。

 

眼遊記

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