眼遊 日本語
English
Top Profile Gallery Works Links Contact 眼遊記 Search

動物界(Animalia) >> 脊索動物門(Chordata) >> 爬虫綱(Reptilia) >> 有鱗目(Squamata)
>> クサリヘビ科(Viperidae) >> マムシ属(Gloydius)

ニホンマムシ (Mamushi)

Gloydius blomhoffii

ニホンマムシ (Mamushi)

<亜種:ニホンマムシ G. b. blomhoffii> 2011.8.29. 島根県/仁多郡/奥出雲町/鬼の舌震

分布:日本、韓国、中国
地方名:まむし(全国)

ニホンマムシは言わずと知れた日本を代表する毒蛇だ。
中国、韓国にも生息しており、4つある亜種のうち日本に生息しているものは亜種ニホンマムシ。
クサリヘビ科特有の鎖模様と、三角形の頭は見るからに危険な毒ヘビという感じがする。
ニホンマムシは2本の長い毒牙を持っており、この牙から毒を注入する。この毒は非常に危険な出血毒といわれるもので、腎不全により死亡することもある。
咬まれると必ず死ぬということはなく血清を打てば助かるが、年間に10件程度の死亡事故があるようだ。
恐ろしい毒を持つヘビだが、気性はおとなしく、こちらが悪さをしなければ向こうから襲ってくることはない。
ニホンマムシを見つけたら大きな音を立てるなりして逃げてもらうか、落ち着いてゆっくりその場を離れればよい。
毒を持つ本種は焼酎漬けにされるなど、古くから精力剤として利用されている。

ニホンマムシ

<亜種:ニホンマムシ G. b. blomhoffii> 2011.8.29. 島根県/仁多郡/奥出雲町/鬼の舌震

■ニホンマムシ

山奥の沢に現れたニホンマムシ。
水辺の近くで見られることが多い。

三角形をしたニホンマムシの頭部

<亜種:ニホンマムシ G. b. blomhoffii> 2011.8.29. 島根県/仁多郡/奥出雲町/鬼の舌震

■三角形をしたニホンマムシの頭部

ニホンマムシの頭部は上から見ると三角形をしている。
威嚇するときには頬が膨らみ、これがさらに顕著になる。
無毒のシマヘビアオダイショウも威嚇するときには頬が膨らみ三角形になるが、ニホンマムシの方がより幅広い。

ニホンマムシの頭部

<亜種:ニホンマムシ G. b. blomhoffii> 2011.8.29. 島根県/仁多郡/奥出雲町/鬼の舌震

■ニホンマムシの頭部

ニホンマムシの頭部。
本種の舌は黒い。一方、対馬にのみ生息する同属ツシママムシの舌はピンク色。
吻の先端に見える黒っぽい穴が鼻の穴で、眼と鼻の穴の間にある白っぽい穴がピットと呼ばれる器官。
ピットは赤外線を感知し、獲物から発生する熱をサーモグラフィーのように的確に把握することができる。

逃げていくニホンマムシ

<亜種:ニホンマムシ G. b. blomhoffii> 2011.8.29. 島根県/仁多郡/奥出雲町/鬼の舌震

■逃げていくニホンマムシ

人間に遭遇したと知ると一目散に逃げていったニホンマムシ。
恐ろしい毒蛇だが、悪さをしなければ向こうから襲ってくることはない。

 

眼遊記

413 旭山動物園 ~家族で動物園~
193 鬼の舌震 ~久しぶりの毒蛇~

 

<<前の種

 

© 2010 Takuya Morihisa, All Rights Reserved
当サイト内の画像および記事を無断で使用することを禁止します。