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スルメイカ (Japanese Flying Squid)

Todarodes pacificus

スルメイカ (Japanese Flying Squid)

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産

分布:日本(全国)、韓国、中国(東岸)、香港、ロシア(東岸)、アメリカ(アラスカ州)、カナダ(西岸) <海水域>
地方名:しまめいか(島根県)

スルメイカはイカの仲間でも最も多く日本人に食べられている種だ。
漁獲量が多く、その分価格も安い。筆者の住む島根県ではスルメイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、アオリイカ、ホタルイカ、カミナリイカなど、多くの種をスーパーで入手することができるが、本種スルメイカが最も価格が安い。
イカの丸焼きや、イカリングなどは本種が使われている事が多く、本種を食べたことのない日本人はいないのではないだろうか。
標準和名がスルメイカということで、イカを干した「するめ」は全て本種だと勘違いしてしまいそうだが、「するめ」は本種の他にケンサキイカやヤリイカなどでも作られているので注意。
本種は通称アニサキスと呼ばれる、アニサキス属の回虫が寄生していることが多く、誤って生きたアニサキスを摂取してしまうと、胃壁や腸壁などに食いついて激しい痛みを伴うアニサキス症を発症する恐れがある。刺身で食べるときは注意が必要。

スルメイカの鰭

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカの鰭

通称エンペラと呼ばれる部分を鰭という。形はひし形だ。

スルメイカの眼

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカの眼

スルメイカの眼は白目の部分が隠れているので、他の種のイカと比べると不気味に感じる。
また、透明な膜がなく直接眼がむき出しになっているので開眼と呼ばれる。

スルメイカの体表

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカの体表

スルメイカの体表。赤く丸いものは色素胞で、それぞれの大きさが変わる事によって体色や模様を変化させることができる。

スルメイカの口

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカの口

スルメイカの口。
足の付け根、真ん中にくちばし状の口を持っている。ここで獲物の肉を食いちぎって食べる。

スルメイカ

<外套長18.0cm・オス> 購入 2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカ

スーパーで購入したスルメイカ。
本種の外套膜の背中線状には暗色の縦帯がみられる。

釣りで漁獲したスルメイカ

<外套長14.5cm> 水深30m 釣り 2006.9.11. 福井県/若狭湾/日向港沖 

■釣りで漁獲したスルメイカ

イカ釣りの船で漁獲したスルメイカ。
外套膜は筋肉質で、釣り上げるとここを大きく膨らまして抵抗しようとする。

スルメイカの幼生

<外套長6.5cm> 手網 2013.5.10. 島根県/松江市/島根町 

■スルメイカの幼体

手網ですくったスルメイカの幼体。
夜の漁港で水面を泳いでいるところを捕まえた。
幼体でも背面の暗色縦帯がみられるので、簡単に見分けることができる。

スルメイカの幼生

<外套長6.5cm> 手網 2013.5.10. 島根県/松江市/島根町 

■スルメイカの幼体

手網ですくったスルメイカの幼体。
夜の漁港で水面を泳いでいるところを捕まえた。

スルメイカの幼生

<外套長4.8cm> 手網 2013.4.29. 島根県/松江市/島根町 

■スルメイカの幼体

夜の漁港で水面を泳いでいるところを捕まえた。

スルメイカの幼生

<外套長6.5cm> 手網 2013.5.10. 島根県/松江市/島根町 

■スルメイカの幼体

手網ですくったスルメイカの幼体。
活きているイカは透明感があってとても美しい。

スルメイカを使ったイカ大根

2017.5.13. 島根県産 

■スルメイカを使ったイカ大根

スルメイカを使ったイカ大根。
大根と煮るからなのか、原因はよく分からないが、この料理法だとイカの身が非常に柔らかくなり、最高の味。


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