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エゾボラモドキ (Neptunea intersculpta)

Neptunea intersculpta

コウイカ (Golden Cuttlefish)

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産

分布:日本(北海道~茨城県・京都府)、ベーリング海 <水深180m~500m 海水域>
地方名:あかばい(鳥取県、島根県)

エゾボラモドキは水深180m~500mに生息する深海性の種。
山陰地方では「あかばい」という名で食用とされている。この「あかばい」という名前に対して「しろばい」という巻貝もあり、これはエッチュウバイを指す。地元の評価としてはより柔らかい「しろばい」の方が上のような印象だ。
螺肋(殻にある筋)の主肋(太い方の筋)と二次肋(主肋と主肋の間にある弱い筋)の差が少なく、それと交差する成長脈とが縮織りのような模様を作るタイプはかつて別種だとされていて、チヂミエゾボラという標準和名が使われていた。現在はエゾボラモドキと同種とされている。

エゾボラモドキの蓋

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの蓋

エゾボラモドキの蓋。

エゾボラモドキの殻

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの殻

エゾボラモドキの殻。

エゾボラモドキの殻に付いたカニビルの卵

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの殻に付いたカニビルの卵

エゾボラモドキの殻に付いたカニビルの卵。
カニビルの卵はよくズワイガニの甲に産み付けられているのを見かけるが、本種にも産卵することがあるようだ。

赤味の強いエゾボラモドキ

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■赤味の強いエゾボラモドキ

赤味の強いエゾボラモドキ。
これを見ると「あかばい」と呼ばれているのにも納得できる。

エゾボラモドキの蓋

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの蓋

エゾボラモドキの蓋。

エゾボラモドキの殻

<殻長14.5cm> 購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの殻

エゾボラモドキの殻。

エゾボラモドキの唾液腺

購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの唾液腺

写真に矢印で示したクリーム色の部分がエゾボラモドキの唾液腺。エゾボラモドキの唾液腺にはテトラミンという成分を含んでいて、誤って摂取すると頭痛やめまい、船酔い感などの症状が表れることがある。
唾液腺は食べる前に確実に取り除いておく。

エゾボラモドキの刺身

購入 2017.1.19. 島根県産 

■エゾボラモドキの刺身

唾液腺を取り除いたエゾボラモドキの身を薄く切って刺身にした。身は硬く締まり、コリコリとした食感と貝の甘さを楽しむ事ができる。


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561 島根県産 ~どろえびと赤ばいを堪能する~

 

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